| 科目名[英文名] | |||||
| 動物病理学各論B(他臓器・組織) [Systemic Veterinary Pathology B] | |||||
| 区分 | 農学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
| 対象学科等 | 対象年次 | 4~ | 開講時期 | 前学期 | |
| 授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 016637 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 渋谷 淳, 吉田 敏則 [SHIBUTANI Makoto, YOSHIDA Toshinori] | |||||
| 所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
| 動物病理学総論を基礎とし、動物の各臓器系統に発現する病理形態学的変化とその病態を動物病理学各論 A(3年次後期)とB(4年次前期)を通して修得する。この臓器病理学の修得は臨床獣医学への導入的役割を果たす。また、薬物・食物などの安全性試験に応用される。 |
| 到達基準 |
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獣医病理学各論Bでは、動物における以下の臓器に現れる疾患について、病理形態学を基盤として、病理発生や比較病理学的観点から理解する。 1.腎臓、尿管、膀胱、尿道 2.精巣と精巣上体、雄副生殖腺、卵巣と卵管、子宮、胎盤、外陰部、乳腺 3.脳下垂体、甲状腺と上皮小体、副腎 4.脳、脊髄、末梢神経 5.眼、耳 6.骨と関節、骨格筋 7.皮膚 |
| 授業内容 |
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動物病理学各論B(他臓器・組織)の授業は、3年次後期の動物病理学各論Aに続き、以下の組織における代表的な疾患と病理・病態発生について講義する。 動物病理学各論B(他臓器・組織)(4年次前期): 1.泌尿器系(腎臓、尿管、膀胱、尿道) 2.生殖器(精巣と精巣上体、雄副生殖腺、卵巣と卵管、子宮、胎盤、外陰部、乳腺) 3.内分泌系(脳下垂体、甲状腺と上皮小体、副腎) 4.神経系(脳、脊髄、末梢神経) 5.感覚器(眼、耳) 6.運動器(骨と関節、骨格筋) 7.外皮(皮膚) |
| 履修条件・関連項目 |
| 獣医解剖学、獣医組織学、獣医生理学、獣医生化学、獣医微生物学、免疫学、獣医病理学総論を履修しておくこと。 |
| テキスト・教科書 |
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日本獣医病理学会編:動物病理学各論 第2版(文永堂出版) 日本獣医病理学会編:動物病理カラーアトラス(文永堂出版) その他、必要に応じてプリントを配布する。 |
| 参考書 |
| 獣医病理学実習マニュアル 第2版(学窓社) |
| 成績評価の方法 |
| 中間と期末の定期試験で成績評価を行う。出席点は成績に加味しないが、中間試験の範囲までの授業と、中間試験後から期末試験までの範囲の授業で、それぞれ3回以上欠席した場合には、試験を受ける資格を失う。それぞれの試験で60点に達しなかった場合、1回のみ追試を行う。 |
| 教員から一言 |
| 病理学は獣医師国家試験科目の一部である。病理学は、基礎と臨床の中間に位置しており、病変を理解するためには、まず、解剖学、組織学、免疫学、微生物学などの知識を習得しておく必要がある。この病理学を習得していないと、外科学や内科学などの臨床分野への応用が困難となる。 |
| キーワード |
| 主要臓器・組織の病的変化,退行性病変、進行性病変、循環障害、炎症、免疫病理学、腫瘍、奇形 |
| オフィスアワー |
| オフィスアワー:8:30〜18:30(教員室はいつでも開いています。来室を歓迎します。) |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 日本語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2017/03/22 11:19:26 |