科目名[英文名] | |||||
農学部特別講義Ⅲ(農工で取り組む環境科学・環境工学Ⅰ) [Special Lecture on Agriculture Ⅲ(Environmental Science and Engineering in the Faculties of TUAT)] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~3 | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01AG7105 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
伊豆田 猛 [IZUTA Takeshi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本講義は、三菱UFJ環境財団の寄付を受けて、寄付講義として農工両学部で開講される。農学部と工学部という理系2学部のみからなる東京農工大学の特徴を活かし、また東京農工大学ならではの環境関連の研究を行う教員を多数擁するという本学の利点を最大限に活用して講義を進める。 前期は農学部において、現在の環境問題の解析と生態系への影響に関する講義を中心として、実習とシンポジウムを加え、後期は工学部において環境汚染対策技術を実習を中心に体験し、講義でその基礎を学びシンポジウムでそれを発展させるというスタイルで、1年間の講義により、環境問題の現状とその対策技術の理解を深める。なお前期だけ(農学部)または後期だけ(工学部)の受講も可能である。 |
到達基準 |
前期の「農・工で取り組む環境科学・環境工学 I」では大気・水・土壌などの環境問題と、それらの微生物・昆虫・野生動物・植物への影響に関する講義と実習を行う。農学部附属FM多摩丘陵(八王子市)および多摩川における実習(2回)、シンポジウム(1回)を含む。講義と実習を通じて大気・水・土壌などの環境問題の現状を理解する。 |
授業内容 |
4/11 オリエンテーション:講義の趣旨説明 伊豆田 猛 (東京農工大学 教授) 4/18 講義 PM2.5と越境大気汚染 畠山史郎 (東京農工大学 名誉教授) 4/25 講義 昆虫と環境 井上真紀(東京農工大学 講師) 5/9 講義 森林の水質形成機能 戸田浩人 (東京農工大学 教授) 5/16 講義 森林利用と環境 岩岡正博 (東京農工大学 准教授) 5/19 実習 多摩川の水質計測 高田秀重 (東京農工大学 教授) 5/23 講義 植物に対する大気汚染の影響 伊豆田 猛 (東京農工大学 教授) 5/30 講義 河川・海洋の汚染 高田秀重 (東京農工大学 教授) 6/6 講義 微生物と環境 多羅尾光徳 (東京農工大学 准教授) 6/13 講義 生物圏における生元素の循環と同位体 楊 宗興 (東京農工大学 教授) 6/27 講義 大型野生動物と環境 梶 光一 (東京農工大学 教授) 7/1 実習 FM多摩丘陵の自然 松田和秀 (東京農工大学 准教授) 7/4 講義 土壌の炭素貯留と地球温暖化緩和 田中治夫 (東京農工大学 准教授) 7/11講義 植物群落と環境 星野義延 (東京農工大学 教授) 8/2 公開シンポジウム 大気・水・土壌の環境と生き物 「東京農工大学農学部は東日本大震災の原発事故による放射性物質汚染 に対して何ができるか」 13:00〜17:00 農学部本館の講堂 |
履修条件・関連項目 |
特になし |
テキスト・教科書 |
指定しない |
参考書 |
特になし |
成績評価の方法 |
各回出席票により出席をとり、その際に小問への解答を求める。 |
教員から一言 |
平成27〜29年度に行われる授業です。是非、講義と実習に参加して下さい。 |
キーワード |
環境、大気、水、土壌 |
オフィスアワー |
いつでも。ただし事前にメールにて都合を聞くこと。(izuta@cc.tuat.ac.jp) |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
http://web.tuat.ac.jp/~negitoro/ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2017/06/14 20:18:56 |