科目名[英文名]
生化学   [Biochemistry]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 01AN2103
責任教員 [ローマ字表記]
平林 哲也   [HIRABAYASHI Tetsuya]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
生体分子の構造化学、機能、代謝と制御の観点から生命過程の基礎的な知識や法則を理解する。
到達基準
(1) 生物を構成する重要な分子群の構造、機能、代謝について理解する
(2) 生体内の化学反応を触媒する酵素の役割とメカニズムを考察できる
(3) 代謝経路がどのように繋がり、制御されているかについて、要点を説明できる
授業内容
1. 生化学とは: 生体を構成する分子、水の性質
2. アミノ酸、ペプチド、タンパク質の高次構造
3. タンパク質の機能と進化(ヘモグロビン、免疫グロブリン、分子モーター)
4. 酵素: 触媒反応と代謝
5. 糖と脂質の構造と分類
6. 解糖系、糖新生
7. グリコーゲン代謝、ペントースリン酸経路
8. クエン酸回路、酸化的リン酸化
9. 脂質代謝1: 脂肪酸、トリアシルグリセロール、ステロイド
10. 脂質代謝2: グリセロリン脂質、スフィンゴ脂質、エイコサノイド
11. 生体膜、輸送、膜タンパク質
12. エネルギー代謝調節、シグナル伝達
13. 窒素化合物の代謝
14. ヌクレオチド代謝
15. 試験
履修条件・関連項目
生物学、植物生理学(1年前期)、遺伝学、植物分子遺伝学(1年後期)などの履修が望ましい。
テキスト・教科書
カラー生化学 第4版(西村書店ISBN:9784890134502)を推奨。必要に応じてプリントを配布する。
参考書
「ハーパー生化学」丸善、その他、授業で適時紹介します。
成績評価の方法
期末試験、小テスト、課題(70%)、出席、参加(30%)で成績を決定する。
教員から一言
生命現象や生体分子の代謝は化学的反応に依存しているため、生化学の知識は農学や医学を含む全ての生命科学において基礎的土台となります。最新の実験手法や疾患との関連についても紹介する予定です。
キーワード
タンパク質、酵素、糖、脂質、代謝
オフィスアワー
連絡・質問等は随時、e-mail等で受け付けます。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/03/23 16:37:04