科目名[英文名]
土壌学   [Soil Science]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 01AN2202
責任教員 [ローマ字表記]
田中 治夫   [TANAKA Haruo]
所属 農学部 研究室 2-221  メールアドレス

概要
土壌は植物が生育する場所で、その特性を知ることは農業生産にとって重要である。本講義では、土壌の有機成分や無機成分、土壌生物などの構成成分を学ぶとともに、作物生産における機能を学ぶ。
到達基準
(1) 土壌の有機成分や無機成分、土壌生物などの構成成分について説明することができる。
(2) 土壌の作物生産における機能を理解し、作物の生育にとって良い土壌とは何かを説明することができる。
(3) 土壌の肥沃度(生産力)を判定することができる。
授業内容
第1回 (4/14):授業オリエンテーション・概要 (第1章)
第2回 (4/21):土壌の構造と水と空気 (第6章・第7章)
第3回 (4/28):土壌の無機成分 (第5章)
第4回 (5/12):土壌の有機成分 (第3章)
第5回 (5/19):土壌生物 (第4章)
第6回 (5/26):土壌の養分保持機能 (第8章)
第7回 (6/ 2):土壌酸性の化学 (第9章)
第8回 (6/ 9):土壌肥沃度 (第10章・第11章・第12章)
第9回 (6/16):土壌生産力可能性分級 (第13章)
第10回 (6/23):畑土壌の特徴 (第14章)
第11回 (6/30):水田土壌の特徴 (第14章)
第12回 (7/ 7):樹園地土壌や草地土壌などの特徴 (第14章)
第13回 (7/14):土壌生成・分類 (第2章)
第14回 (7/21):土壌環境汚染と土壌保全 (第15章・第16章・第17章)
第15回 (7/22土):まとめ・期末テスト
 毎回授業の最後に、10分か15分の小テストを行い、宿題を出す。
 (括弧内は、教科書での対応する章)
履修条件・関連項目
化学・物理学・生物学・地学のような基礎的な理科系の科目を履修していることが望ましい。
テキスト・教科書
松中照夫:土壌学の基礎 生成・機能・肥沃度・環境,農文協(2003)
(予習のために使います。)
参考書
久馬一剛編:最新土壌学,朝倉書店(1997)
山根一郎:土と微生物と肥料のはたらき,農文協(1988)
 昨年講義で用いたPowerPointはPDFファイルで、moodleに掲載しておく。講義終了後、今年度用いたPowerPointのPDFファイルに置き換え1週間程度掲載する。パスワードは講義の時に知らせる。
成績評価の方法
講義回数の8割以上の出席者が成績の評価対象者になる。
出席および小テストを含む履修態度(40%)と期末テスト(60%)
H28年度成績分布:S: 6%、A:27%、B:34%、C:24%、D: 8%
H27年度成績分布:S: 7%、A:19%、B:36%、C:27%、D:12%
H26年度成績分布:S: 5%、A:37%、B:37%、C:11%、D:11%
教員から一言
土壌は人類の食料生産を支える重要な場です。土壌の基本的性質と機能を理解し、どのように管理したら有限な資源の土壌を保全しつつ、生産性を上げることができるか、一緒に考えていきましょう。
キーワード
土壌、食料生産、土壌肥沃度、土壌有機物、土壌生物、土壌無機成分、土壌構造、畑土壌、水田土壌、土壌分類、生産力可能性分級、土壌保全、土壌汚染
オフィスアワー
メールで対応する。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/03/14 16:09:58