科目名[英文名]
植物栄養学   [Plant Nutrition]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 01AN2305
責任教員 [ローマ字表記]
横山 正, 大津 直子, 梅澤 泰史   [YOKOYAMA Tadashi, OTSU Naoko, UMEZAWA Taishi]
所属 農学部 研究室 植物栄養学  メールアドレス

概要
〔目的〕植物はどのような栄養素を必要とし、それをどのような機構で外界から摂取し、自らの体に同化し、様々な生理機能と結びつけているのか。植物の栄養活動に関する化学、生理学の基礎を理解することを目的とする。
〔概要〕根と葉からの養水分と炭酸ガスの吸収に端を発する植物の物質摂取と同化のうち、特に根からの吸収と吸収物質の輸送・同化に焦点を絞り、それらのプロセスを担う機構、吸収物質と同化産物の生理生化学的機能及び作物生産との関係について学ぶ。
到達基準
・植物の養分吸収機構、各栄養素の生理機能を理解する。
・植物の養分吸収における、土壌微生物の役割を理解する。
・植物の塩ストレス適応機構を理解する。
授業内容
10月4日から開始する。
生物生産学科の大津が①植物の養分吸収の研究の歴史、②植物による無機養分の吸収機構、③導管輸送と篩管輸送、④多量要素の生理学的役割(窒素・硫黄・リン酸・カリウム・マグネシウム・カルシウムの代謝と代謝産物の生理作用、欠乏と過剰)⑤微量要素の生理学的役割(鉄、亜鉛、マンガン、ホウ素、銅、ニッケル、モリブデン、塩素の代謝と代謝産物の生理作用、欠乏と過剰) ⑥有用元素についての講義を、横山先生が⑦微生物による植物への養分供給についての講義を担当し、BASEの梅澤泰史先生が、⑧植物の塩ストレスに対する適応機構についての講義を担当する。
履修条件・関連項目
基礎的な化学、生物学の履修済みを前提とする。
テキスト・教科書
テキストは使わない。講義資料は第1回目は配布するが、2回目以降はmoodleから各自ダウンロードし、必ず持ってくること。なお、moodleに入るためにパスワードを設定しており、第1回目の講義の際にパスワードを発表します。
参考書
植物栄養学 第2版(文永堂出版)
Mineral Nutrition of Higher Plants (Academic press)
成績評価の方法
出席は原則7割で成績を評価する。
大津と横山先生の講義部分は試験で評価する。
梅澤先生の講義部分はレポートの提出で評価する。
教員から一言
キーワード
肥料の三要素、無機イオン、養分吸収、養分の欠乏、過剰、多量要素、微量要素
オフィスアワー
履修上の相談・質問はメールで随時受け付けます。
備考1
横山 正:tadashiy@cc.tuat.ac.jp
大津直子: nohtsu@cc.tuat.ac.jp
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/09/01 12:48:08