科目名[英文名]
無機化学   [Inorganic Chemistry]
区分 全学共通教育科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 01CH0705c
責任教員 [ローマ字表記]
赤井 伸行   [AKAI Nobuyuki]
所属 生物システム応用科学府 研究室   メールアドレス

概要
大気中の窒素酸化物や土壌中の金属イオンなど、環境中の物質循環・蓄積を考えるうえで無機物質の構造・状態・反応など化学的知見が必要となる。無機物は非常に多種多様であるが、周期表にみられるように多くの物性が系統だって理解できる。この講義では元素・イオン・無機化合物の構造・物性・反応について包括的に理解する。
到達基準
化学結合論から分子の形を予想できるようになる。
結晶、イオン、金属などの物性を系統的に理解する。
化学平衡論に基づいた酸塩基,酸化還元反応を理解する。
授業内容
前半は化学結合論をベースに分子の形、反応性について説明する。後半は様々な元素の系統だった物性を解説していく。
第1回: 講義ガイダンス
第2回: 周期表と原子、電子
第3回: 分子の形I:分子軌道法
第4回: 分子の形II:共有結合とイオン結合
第5回: 分子の形III:対称性
第6回: 結晶の構造
第7回: 金属
第8回: 錯体
第9回: 酸と塩基I
第10回:酸と塩基II
第11回:酸化還元反応I
第12回:酸化還元反応II
第13回:典型元素
第14回:遷移元素
第15回:環境中の無機物質
    試験実施期間に期末試験を行う
履修条件・関連項目
履修条件は設けない。
TAT I 化学、物理化学B、水溶液化学が関連。
テキスト・教科書
特に指定しない。必要に応じてプリントを配布する。
自習するのであれば「基礎無機化学」「基本無機化学」(共に東京化学同人)
参考書
内容に応じて適時紹介する。
成績評価の方法
試験、場合に応じて出席を加点
教員から一言
講義中の質問を歓迎します。
キーワード
分子の形、イオン性固体、金属、化学平衡
オフィスアワー
随時
備考1
2012年度成績分布S:7%、A:28%、B:29%、C:19%、D:17%(期末試験未受験者含)
2013年度成績分布S:4%、A:20%、B:26%。C:35%、D:15%(期末試験未受験者含)
2014年度成績分布S:8%、A:23%、B:28%。C:32%、D:4%(期末試験未受験者含)
2015年度成績分布S:8%、A:10%、B:44%、C:34%、D:4%(期末試験未受験者含)
2016年度成績分布S:12%、A:32%、B:28%、C:19%、D:8%(期末試験未受験者含)
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/03/02 10:20:31