| 科目名[英文名] | |||||
| 環境資源熱力学 [Thermodynamics for Environmental Science] | |||||
| 区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
| 対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 前学期 | |
| 授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01EN2107 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 四方 俊幸 [SHIKATA Toshiyuki] | |||||
| 所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
| 我々が日常生活を便利に送ることができるのは、優れた力学的・熱的性質を持つ多くの高分子物質が存在するからである。この講義では、高分子物質が有する(低分子物質では決して見られない)特異な力学的・熱的性質を理解するために、粘弾性とガラス転移現象について解説する。さらに、高分子物質が示す極めつけの性質であるゴム弾性の理解を目指す。 |
| 到達基準 |
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1粘弾性の基本概念を理解する。 2高分子物質の熱的性質を理解する。 3ゴム弾性を理解する。 |
| 授業内容 |
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以下の項目を14回の講義で解説する。 1 粘弾性入門 2 力学模型 3 緩和スペクトル 4 重要な粘弾性パラメータ 5 高分子の粘弾性(温度‐時間換算則) 6 高分子のガラス転移現象 7 ゴム弾性の熱力学 8 ゴム弾性の統計力学 9 まとめ |
| 履修条件・関連項目 |
| 力学と熱力学について一般的な知識を有していることが望ましいが、必要に応じてその都度解説を行う。 |
| テキスト・教科書 |
| 特になし。 |
| 参考書 |
| 特になし。 |
| 成績評価の方法 |
| 試験50%、宿題レポート50% |
| 教員から一言 |
| 粘弾性現象の面白さを味わってもらいたい。 |
| キーワード |
| 粘弾性、レオロジー、高分子、ガラス転移、ゴム弾性 |
| オフィスアワー |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 日本語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2017/03/22 9:09:02 |