科目名[英文名]
資源材料力学   [Material Mechanics for Natural Resources]
区分		選択必修		単位数	2
対象学科等		対象年次	2～	開講時期	後学期
授業形態	後学期	時間割番号	01EN2111
責任教員 [ローマ字表記]
佐藤 敬一   [SATO Keiichi]
所属	農学部	研究室		メールアドレス

概要

環境資源科学科の専門研究に必要な、材料力学、材料強度学などの講義を行う。材料科学における学問体系。応力とひずみの種類とその関係、許容応力度の考え方、材料の引張・圧縮、はりの曲げの問題などの材料力学の基礎を学ぶ。また、時間の余裕があれば、破壊力学や粘弾性学などの応用への基礎として、弾性論、応力やひずみのテンソルの考え方、応力集中、粘弾性モデル、重ね合わせばりの複合則についても紹介する。

到達基準

材料力学および構造力学を理解し、その手法を取得する。 応力、ひずみ、ヤング率、断面二次モーメント、たわみなどの概念の理解と計算方法の取得。 数学の応用や数値の扱いなど物理系および工学系の基礎の取得

授業内容

教科書に沿って授業を行う、進度は履修学生に合わせるが、以下の内容を行う。 ○材料科学における学問体系、材料力学と構造力学の必要性（第1回） ○各種応力とひずみ、弾性係数と剛性係数（2回） ○応力-ひずみ曲線と材料強度（3回） ○棒の引張と圧縮、静定と不静定問題（4・5回） ○はりのせん断力と曲げモーメント（6〜8回） ○はりの断面形状と応力分布（10・11回） ○はりのたわみの計算（12〜15回） 以下は、時間の余裕があれば、トピックとして紹介する ○応力テンソルとひずみテンソル ○弾性テンソル ○複合材料の複合則　重ね合わせはりの複合則 ○粘弾性モデルとクリープ・応力緩和 ○応力集中の考え方と破壊力学

履修条件・関連項目

履修条件：TATⅡ科目力学を履修していること。

テキスト・教科書

電子書籍として購入できるので、第1回の授業で教科書についてお知らせします。 森北出版　「はじめての材料力学」小山 信次、鈴木 幸三 (著) その他、随時、資料を配付します。

参考書

成績評価の方法

授業中に毎回小テストを行います。 小テストの成績を3割、出席を7割考慮します。

教員から一言

毎回出席していないと授業についてゆくのが困難になります。 TATⅡ力学の授業をとっていることが望ましい。 数学的な式の変形についてゆけない場合は復習をしっかりして下さい。

キーワード

材料力学，構造力学，材料強度，破壊力学

オフィスアワー

授業終了後の1時間をオフィスアワーとします。場所は1号館3階317室。その他でも対応しますので、メール keisato@cc.tuat.ac.jp または　電話042-367-5720に連絡下さい。

備考１

備考２

参照ホームページ

開講言語

日本語

語学学習科目

更新日付

2017/03/21 14:38:39