科目名[英文名]
農学基礎ゼミ   [Basic Seminar of Agricultural Science]
区分 全学共通教育科目  選択必修   単位数 1.5 
対象学科等 生物生産学科, 応用生物科学科, 環境資源科学科, 共同獣医学科  対象年次 1  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 01FY0001A
責任教員 [ローマ字表記]
土屋 俊幸   [TSUCHIYA Toshiyuki]
所属 感染症未来疫学研究センター 研究室 1-426  メールアドレス

概要
1年次学生を対象として、担当する教員が用意した特定のテーマについて少人数で行うゼミ形式の授業です。大学入学までの教育で学んできた主として受動的な知識の蓄積型学習方法から脱却し、大学において自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法を身につけるとともに、その中で文章読解力、作成力、表現力やコミュニケーション能力の育成も目指していきます。
また、学科を越えた農学部教員と交流しながら、大学生としての自覚や人格の形成、さらに社会人として活躍するうえでの基本的なマナーなどについても学ぶことを期待します。
到達基準
・自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法が身についたか。
・新聞記事を、的確に読む力がついたか。
・メンバーの皆に、自分の考えを伝えることができたか。皆の意見を十分に把握することができたか。
授業内容
「新聞記事から、農林業・農山村問題について考える」

 みなさんは、毎日、新聞やテレビあるいはネット上でニュースを読み・見・聞いていると思いますが、実は、その中にたいへん多くの農林業・農山村に関する記事(情報)があることに気づいていますか?忙しい日々の暮らしの中で、おそらく、そうした情報はほとんど見過されているのが現状だと思います。せっかく日本でも有数の歴史と規模を誇る農学部に入ってきたのですから、少なくとも初めの半年ぐらい、農林業問題、農山村問題に注目してみませんか。
 このゼミでは、毎回、一つあるいは二つの新聞記事を、メンバーが交代で切り抜いてきて、内容について説明し、それをみんなで議論します。ここは大学ですので、知識を覚えることよりも、みなが自分の頭で考えて、それを言葉で皆に伝え、議論することを中心にします。議論では司会の役目が重要だと思いますが、これも皆さんにやってもらうつもりです。教員である私は、あくまでも議論のお手伝い役、あるいは議論が余りに変な方向に行ってしまったときの修正役として参加したいと思っています。
 どんな話題が取り上げられ、どんな議論がされることになるのか、今からとても楽しみです。
履修条件・関連項目
自学科の教員が担当しているゼミは履修できません。
履修希望調査をもとにクラス編成を行います。編成後に決定したゼミを履修すること。
テキスト・教科書
日刊の新聞(全国紙、地方紙を問わない。ただし、教員の精神の安定のため、産経新聞、読売新聞は相当の理由がない限り控えていただきたい)。
参考書
成績評価の方法
出席重視(1/3以上欠席した場合は単位を認定しません)
教員から一言
 自宅等で新聞を購読していない場合は、コンビニ・駅の売店等で購入してください。ネット新聞ではなく、少なくともこのゼミを取っている間は、紙の新聞を読んでみること。
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/04/06 17:44:41