科目名[英文名] | |||||
農学基礎ゼミ [Basic Seminar of Agricultural Science] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 1.5 | |
対象学科等 | 生物生産学科, 応用生物科学科, 環境資源科学科, 共同獣医学科 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 前学期 |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01FY0001I | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
高橋 美貴 [TAKAHASHI Yoshitaka] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
1年次学生を対象として、担当する教員が用意した特定のテーマについて少人数で行うゼミ形式の授業です。大学入学までの教育で学んできた主として受動的な知識の蓄積型学習方法から脱却し、大学において自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法を身につけるとともに、その中で文章読解力、作成力、表現力やコミュニケーション能力の育成も目指していきます。 また、学科を越えた農学部教員と交流しながら、大学生としての自覚や人格の形成、さらに社会人として活躍するうえでの基本的なマナーなどについても学ぶことを期待します。 【高橋先生より】 この基礎ゼミの目的は、〈読む〉〈調べる〉〈話す〉という学問を行っていくうえで必ず必要になる三つの作業を体感してみようというものです。 私は教員(しかも人文系教員)ではありますが、どちらかといえば人前で語ることを苦手としてきた人間です。ですので、こちらが指導するというよりも、集めた情報を組み立てて参加者の皆さんに提供して楽しんでいただけるかどうか反応を見てみる、そんなことを自身で体感する場(のひとつ)としてお気楽に参加いただけたら、と思います。 |
到達基準 |
・自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法が身についたか。 【高橋先生より】 皆さんは、さまざまな関心に基づいて大学に入学されてきたことと思います。その関心を少し学問的な言葉で語って、聞いている仲間の興味を引いてみること(なるべく多くの興味を引き出すべく努力してみること)、これがこの授業の作業課題であり目標です。なお、教員は人文社会系の教員ですので、履修に際してはその点ご了承のうえお願いします。 |
授業内容 |
意外にも、3年生くらいになってゼミに所属するようになるまで、「本や論文の探し方が分からない」・「討論の司会をした経験が無い」などといった方が少なからずいらっしゃいます。この授業では、まず導入として、①「考える」とはどういうことなのか、「考える方法」について説明をした概説を一緒に読み、そのうえで②自分の関心に基づいて本や論文を集めて、それをまとめて発表する、いわば「自分さがし」とそれを「伝える」作業に取り組んでいただこうと考えています。テーマは何でもかまいません。本や論文の探し方は、授業のなかでレクチャーします。また、①で読む本は、山田ズーニー『あなたの話はなぜ「通じない」のか』(ちくま文庫、2006年)の第2章を予定しています。 日程は、おおよそ以下の通りを計画しています。参加者の人数などに応じて、計画変更があるかもしれませんが、それについては授業のなかでアナウンスいたします。 1. 5月25日:ガイダンス 2. 6月 1日:輪読『あなたの話はなぜ「通じない」のか』第2章 3. 6月 8日:候補文献リストの紹介・討論ー第1回ー 4. 6月15日:候補文献リストの紹介・討論ー第2回ー 5. 6月17日:文献紹介ー自分の関心を言葉で伝えるー〈第1回〉 6. 6月22日:文献紹介ー自分の関心を言葉で伝えるー〈第2回〉 7. 6月29日:文献紹介ー自分の関心を言葉で伝えるー〈第3回〉 8. 7月 6日:文献紹介ー自分の関心を言葉で伝えるー〈第4回〉 9. 7月13日:文献紹介ー自分の関心を言葉で伝えるー〈第5回〉 10. 7月20日:文献紹介ー自分の関心を言葉で伝えるー〈第6回〉 最後に、ご自身の報告を踏まえつつ、自分の関心を言葉(文章)にしてレポートして提出していただきます。 |
履修条件・関連項目 |
自学科の教員が担当しているゼミは履修できません。 履修希望調査をもとにクラス編成を行います。編成後に決定したゼミを履修すること。 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
成績評価の方法 |
出席重視(1/3以上欠席した場合は単位を認定しません) |
教員から一言 |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2017/03/10 15:58:16 |