科目名[英文名] | |||||
農学基礎ゼミ [Basic Seminar of Agricultural Science] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 1.5 | |
対象学科等 | 共同獣医学科, 応用生物科学科, 環境資源科学科, 地域生態システム学科 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 前学期 |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01FY0001b | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
田中 治夫 [TANAKA Haruo] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 2-221 | メールアドレス |
概要 |
1年次学生を対象として、担当する教員が用意した特定のテーマについて少人数で行うゼミ形式の授業です。大学入学までの教育で学んできた主として受動的な知識の蓄積型学習方法から脱却し、大学において自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法を身につけるとともに、その中で文章読解力、作成力、表現力やコミュニケーション能力の育成も目指していきます。 また、学科を越えた農学部教員と交流しながら、大学生としての自覚や人格の形成、さらに社会人として活躍するうえでの基本的なマナーなどについても学ぶことを期待します。 |
到達基準 |
・自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法が身についたか。 ・自分自身で主題図をつくる。「キャンパス内のコケの豊かさ」、「楽しい公園」など自分の興味あることをテーマに決め、必要なデータを収集・整理して、それらを理解されやすいように編集した地図を作成する。 |
授業内容 |
地図で表現しよう(主題図の作製) 主題図とは、地形・植生・観光など、ある特定の主題(テーマ)について詳しい情報を収集・編集して、その種類や量、分布などを分かりやすく地図に表現しものをいいます。主題図には,自然条件を対象とした地形分類図や地質図、土壌分類図、天気図などがあります。また、人文条件を対象としたものには、人口分布図、農業生産図、鉄道図などが、自然と人文との相関関係を示したものには、土地利用図、地震被害図などがあります。また、私たちがよく用いる道路地図や観光地図なども主題図の一種です。この講義では、各自で主題図を作成します。 4回分の講義は1〜2時限を使い、国分寺から大学、大学からから府中までを、主題図の一つである地形分類図と土壌図を参考にして歩き、実際にどのようにして主題図がつくられたかを学びます。その後は、ディスカッションしながら、各自のテーマに沿った主題図を作製していきます。 実施場所:2号館2階225 生物生産学科第2学生実験室 予定(変更することもあります。) 第1回(5/25) ガイダンス(講義内容の説明など) 第2回(6/ 1) 野外実習1(2コマ分)。9:15にJR国分寺駅南口に集合。 地形等を観察しながら農工大へ、12:00に府中キャンパスで解散。 第3回(6/ 8) テーマ発表。各自、タイトルとその主題図を作製する目的を発表し、討議する。 第4回(6/15) 作製手法に関する討議1。各自、主題図作製の方法を発表し、討議する。 第5回(6/17土) 第2回(6/1)の1コマ分へ振替。 第6回(6/22) 第9回(7/13)の1コマ分へ振替。 第7回(6/29) 作製手法に関する討議2-1。各自、主題図作製の方法を発表し、討議する。 第8回(7/ 6) 作製手法に関する討議2-2。各自、主題図作製の方法を発表し、討議する。 第9回(7/13) 野外実習2(2コマ分)。雨天決行。9:15に京王線府中駅2階南口改札に集合。 地形等を観察しながらFM本町へ、11:30にFM本町で解散。 第10回(7/20) 主題図発表。 7月18日(火)12:00までに最終レポートを提出しておくこと。 (A4用紙2〜4の報告書とA4またはA3の主題図1枚を提出。) 発表資料等のコピーが必要な場合は前日水曜日の12:00までに田中へ手渡すか、その旨を明記して2-221前の深緑色のポストへその資料を入れておく。 |
履修条件・関連項目 |
・自学科の教員が担当しているゼミは履修できません。 ・履修希望調査をもとにクラス編成を行います。編成後に決定したゼミを履修すること。 ・野外での実習が含まれるので、災害傷害保険(学生教育研究災害傷害保険)と賠償責任保険(学研災付帯賠償責任保険や学生賠償責任保険など)に加入していること。ガイダンス時に加入している保険名を教えてください。 |
テキスト・教科書 |
特にはなし。 |
参考書 |
浮田典良・森 三紀 2004: 地図表現ガイドブック, ナカニシヤ出版, 京都 |
成績評価の方法 |
出席重視(1/3 以上欠席した場合は単位を認定しません) 出席40%,レポートと発表60% |
教員から一言 |
各自でテーマを決め、それに沿った主題図を各自で作製していきます。主体的に参加して下さい。 |
キーワード |
主題図 |
オフィスアワー |
メールで対応する。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2017/03/12 13:54:00 |