科目名[英文名] | |||||
農学基礎ゼミ [Basic Seminar of Agricultural Science] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 1.5 | |
対象学科等 | 応用生物科学科, 環境資源科学科, 地域生態システム学科, 共同獣医学科 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 前学期 |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01FY0001e | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
野見山 敏雄 [NOMIYAMA Toshio] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
現代社会における商品とお金について考える 経済のグローバリゼーションが進展する中で,先進国,途上国を問わず,商品経済を貫徹することなく自給的経済を残している事象を散見できます。具体的には,互助や贈与,相互扶助,提携という人と人との関係を重視した取引です。これらは,必ずしも貨幣を媒介することなく,またすべての価値(労働投入量)を実現しないでもかまわないという,「もう一つ別の生産・流通方式」と言えるものです。また,最近は「ビットコイン」や「フィンテック」のような仮想通貨も出現しています。 このゼミでは,商品とは何か,貨幣とは何かという現代社会における本質的な命題に接近します。方法としては,やさしい基礎的な文献を輪読するとともに,関連ビデオの視聴,日本銀行金融研究所貨幣博物館の見学などを行い,商品と貨幣の関係について一緒に学習します。 キーワード:商品,貨幣,グローバリゼーション,地域通貨,仮想通貨 |
到達基準 |
指定した本や論文を輪読し,担当箇所の要約と報告,参加メンバーによる議論などが円滑に出来るように期待します。 |
授業内容 |
1.貨幣の歴史 2.国民通貨と地域通貨 3.地域通貨とは何か 4.地域通貨と農業・農村 5.地域通貨の作りかた 6.貨幣博物館の見学・・・ 6/17(土)木曜日授業 7.貨幣と商品交換に関する総合討議 |
履修条件・関連項目 |
特になし |
テキスト・教科書 |
輪読する本や論文はコピーを配布する。ビデオを見て討論を行う場合もある。 |
参考書 |
授業の中で指示する。 |
成績評価の方法 |
出席【50点】とレポート【50点】により評価する。 |
教員から一言 |
みなさんが3〜4年生になると,研究室に配属され「教室研究会」を経験することになります。いわゆる「ゼミ」での報告や議論のやり方について,一緒に学ぶ事が出来れば幸いです。 |
キーワード |
商品,貨幣,グローバリゼーション,地域通貨,仮想通貨 |
オフィスアワー |
木曜日の午後4時から5時 |
備考1 |
6月17日(土)【木曜日授業開講日】の午前に貨幣博物館を見学します。 |
備考2 |
参照ホームページ |
http://web.tuat.ac.jp/~amtuat/nomiyama.htm |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2017/03/22 12:38:16 |