科目名[英文名]
農学基礎ゼミ   [Basic Seminar of Agricultural Science]
区分 全学共通教育科目  選択必修   単位数 1.5 
対象学科等 生物生産学科, 応用生物科学科, 地域生態システム学科, 共同獣医学科  対象年次 1  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 01FY0001v
責任教員 [ローマ字表記]
高栁 正夫   [TAKAYANAGI Masao]
所属 連合農学研究科 研究室 連大棟202  メールアドレス

概要
1年次学生を対象として、担当する教員が用意した特定のテーマについて少人数で行うゼミ形式の授業です。大学入学までの教育で学んできた主として受動的な知識の蓄積型学習方法から脱却し、大学において自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法を身につけるとともに、その中で文章読解力、作成力、表現力やコミュニケーション能力の育成も目指していきます。
また、学科を越えた農学部教員と交流しながら、大学生としての自覚や人格の形成、さらに社会人として活躍するうえでの基本的なマナーなどについても学ぶことを期待します。
到達基準
・自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法が身についたか。
・課題解決に必要な情報を収集するための手段の理解が深められたか。
・自分の調べたことや考えたことを他人に理解できるように伝えることができるようになったか。
授業内容
テーマは「分光分析の環境問題への応用:光で物の姿を探る」です。しかし、このテーマに沿って網羅的な講義を行うつもりではありません。ディスカッション、個々の学生の調査に基づく発表とそれに対する質疑応答などを通して、到達基準を目指したいと思います。

第1回(5月25日)
  ガイダンス、「分光分析」と「環境問題」の簡単な紹介

第2回(6月1日)
  公務出張のため休講です。開講後、振替についてご相談します。

第3回(6月8日),第4回(6月15日)
  「分光分析」についての発表と討論

第5回(6月17日,振替日)
  発表資料の作成法

第6回(6月22日),第7回(6月29日)
  「環境問題」についての発表と討論

第8回(7月6日)
  発表の方法

第9回(7月13日),第10回(7月20日)
  「分光分析の環境問題への応用」についての発表と討論

履修条件・関連項目
自学科の教員が担当しているゼミは履修できません。
履修希望調査をもとにクラス編成を行います。編成後に決定したゼミを履修すること。
テキスト・教科書
特にありません。
参考書
講義の中で必要に応じて紹介します。
成績評価の方法
出席を重視します。1/3 以上欠席した場合は単位を認定しません。
ゼミに積極的に参加しているかどうかを以下ような点で判断します。
・事前の準備や調査等を十分に行っているかどうか。
・意見を述べたり質問をしたりしているかどうか。
・発表を行う際に、聞き手の立場に立って、資料を丁寧につくったり話し方を工夫するなどしているかどうか。
・質問を受けたときに、真摯に対応しているかどうか。
教員から一言
この講義では、知識を増やしたり深めたりすることよりも、自ら課題を見つける方法や、課題解決のための情報収集と集めた情報を整理して人に伝える方法を学びます。これらは、今まで勉強により身につけてきた知識や技術を生かしていくために是非必要なものです。
キーワード
分光分析、環境問題、課題発見、情報収集、プレゼン
オフィスアワー
火曜日3限以降(13:00〜)。それ以外の時間でもできるだけ対応しますが、事前にアポイントをお取りくだい。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2017/05/22 11:20:51