科目名[英文名]
農学基礎ゼミ   [Basic Seminar of Agricultural Science]
区分 全学共通教育科目  選択必修   単位数 1.5 
対象学科等 生物生産学科, 応用生物科学科, 地域生態システム学科, 共同獣医学科  対象年次 1  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 01FY0001w
責任教員 [ローマ字表記]
芳賀 尚樹   [HAGA Naoki]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
1年次学生を対象として,担当する教員が用意した特定のテーマについて少人数で行うゼミ形式の授業です.大学入学までの教育で学んできた主として受動的な知識の蓄積型学習方法から脱却し,大学において自らが問題意識をもち,自主的に勉学する方法を身につけるとともに,その中で文章読解力,作成力,表現力やコミュニケーション能力の育成も目指していきます.
また,学科を越えた農学部教員と交流しながら,大学生としての自覚や人格の形成,さらに社会人として活躍するうえでの基本的なマナーなどについても学ぶことを期待します.
到達基準
(1) 自らが問題意識をもち,テーマを設定すること.
(2) 問題を解決するために情報を収集して勉強すること.
(3) 得られた成果を発表すること.
授業内容
意識している人は少ないが,我々は,驚くほど多くの種類の有機化合物に囲まれており,しかもそれらの多くは,多かれ少なかれ人間の生活と関わりをもっている.天然に存在するものがあれば,必要な理由から人工的に合成されたものもある.人間にとって必要不可欠なものがある一方で,有害なものもある.この授業では,”私たちの日常生活に関わりがある有機化合物”というテーマに沿って,自分たちが特に関心がある有機化合物を一つ選んで,その化合物の化学を学び,われわれの生活にどのように関わっているかを詳しく調べる.勉強したり調査して得られた成果は,1人あたり90分かけて教員と他の学生に発表して,全員で討論する.
履修条件・関連項目
自学科の教員が担当しているゼミは履修できません.
履修希望調査をもとにクラス編成を行います.編成後に決定したゼミを履修すること.
テキスト・教科書
特になし.
参考書
必要があれば,その都度紹介する.
成績評価の方法
出席を重視する.3回以上欠席した場合は不合格とする.評価の対象には,発表の内容だけでなく,討論へ積極的に参加したかどうかも含まれる.
教員から一言
現代に生きる人間と有機化合物との関わりが,それが有益であれ有害であれ,いかに深いかを実感してもらうことが,この授業の目的です.
キーワード
基礎ゼミ,問題意識,自主的な学習,発表と討論,有機化合物
オフィスアワー
できる限り対応します.事前にメール(haga@cc.tuat.ac.jp)で約束して下さい.
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/03/08 18:48:04