科目名[英文名]
地域生態システム学Ⅰ   [Ecoregion Science I]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 01RN1101
責任教員 [ローマ字表記]
澤 佳成   [SAWA Yoshinari]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
【概要】
システム論の立場から地域生態系の仕組みを理解する。持続可能で,環境と調和のできる人間活動と技術のあり方を学ぶ。
【目的】
森林,農村,田園,都市などを含む空間を一つの連続した「地域」と定義し,そこに広がる自然環境に応じて動物や植物が生き,人間は生産活動を行い,社会を形づくっている。この人間社会をも含めた生態系の仕組みを説明し,持続可能で,かつ環境と調和のできる人間活動と技術のあり方について概要を理解することを目的にする。地域生態システム学科の専門科目の体系を理解するための入門的な授業である。
到達基準
人間社会をも含めた生態系の仕組みと,持続可能で環境と調和のできる人間活動と技術のあり方についての概要が説明でき,地域生態システム学がカバーする範囲と4つの縦型プログラムの概要と,それぞれのプログラムの地域生態システム学における位置付けを説明できる。
授業内容
授業計画
第1回:地域生態システム学とは
第2回:グローバル化の中での地域の役割
第3回:生物多様性と地域生態システム学――なぜ、生物多様性は大切?
第4回:農業と地域生態システム学
第5回:システム理論――過去〜現在〜未来のシステム論
第6回:特定外来種問題の解決と生物多様性保存へ向けた、地域生態システム学からのアプローチ
第7回:自然生態系の保全と管理を目指す1――日本の哺乳類相の特徴と保全
第8回:自然生態系の保全と管理を目指す2――流域の視点からみた河川生態系の保全
第9回:森林を取り巻く科学1――森林の機能と利用
第10回:森林を取り巻く科学2――日本と世界の森林事情
第11回:システム空間としての農村地域を考える1
     ――農業工学を学ぶ意義〜人口縮退時代の農 業・農村振興への貢献〜
第12回:システム空間としての農村地域を考える2
     ――持続的な発展を実現するための技術
第13回:共生持続社会のしくみとなりたちを考える1――共生持続社会とは
第14回:共生持続社会のしくみとなりたちを考える2
     ――地域資源と地シス学-歴史・文化資源の発掘と活用-
第15回:レポートクリニック
履修条件・関連項目
特になし
テキスト・教科書
特になし
参考書
授業中に指示する
成績評価の方法
出席および2回のレポート提出による。
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/04/07 11:29:02