科目名[英文名]
地域パートナーシップ論   [Partnerships for Community Development]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 01RN2210
責任教員 [ローマ字表記]
朝岡 幸彦, 土屋 俊幸, 林 丈雄   [ASAOKA Yukihiko, TSUCHIYA Toshiyuki, HAYASHI Takeo]
所属 農学部 研究室 共同先進健康科学専攻棟2階  メールアドレス

概要
 農山村において、例えばむらづくりを行おうとするとき、活動のネックは何だろうか?おそらく、一番の阻害要因は担い手の問題だろう。やれば良いことはわかっている。でも、過疎・高齢化のなか、皆が生活の維持に精一杯の状況で、いったい誰が活動を企画し、人や資金や場所を確保して活動を始め、そして活動を維持するのか?その一つの解決策が、内外の諸主体の連携・協働による活動、つまりパートナーシップだろう。
 この講義では、地域振興・地域環境保全・地域自然資源管理等において欠かせない諸主体のパートナーシップについて、その現状を把握し、あり方について考えることを目標とする。行政・NGO/NPO・コミュニティー・諸グループ・個人がパートナーシップを組み、地域の諸課題に取り組んでいる国内外の事例を紹介し、それらの課題、問題点を指摘し、地域パートナーシップの望ましいあり方を示唆する。具体的な講義の内容としては、今年度は晴見町商店街にも足を何度か運び、大学・商店街・NPO・行政との連携など、現場と理論の両方を学んでもらいたい。最終回には、フィールドワークの成果を共有し、全体のまとめと課題についての議論を行いたい。
到達基準
地域づくりの主流となりつつある地域パートナーシップの考え方や実践の姿を理解する。
授業内容
第1回6/12(月) 土屋 地域パートナーシップとは、その具体像
第2回6/19(月)、第3回6/26(月)、第4回7/3(月)、第5回7/10(月)、第6回7/17(月)
林 今年度は晴見町商店街にも足を何度か運び、大学・商店街・NPO・行政との連携など、現場と理論の両方を学ぶ。
第7回7/24(月) 朝岡 公共空間における市民活動と地域づくり
第8回7/31(月) 土屋・朝岡・林 総合討論(教員と受講者によるまとめの討論)*調整期間のため中止の可能性もある
履修条件・関連項目
 同一パッケージの「サステイナブルツーリズム論」と同じコマ後半に開講するので、同時履修を強く勧めます。
テキスト・教科書
なし。
参考書
適宜授業中に紹介します。
成績評価の方法
レポート+出席点。
教員から一言
多様な主体によるパートナーシップは、目の前の課題解決だけでなく、社会づくりにも大きな可能性を持っています。学生としてもパートナーシップを組んで社会と関わることができるあり方です。自分自身が課題に取り組むつもりで、具体的にイメージしながら授業に関わってもらえればと思います。
キーワード
パートナーシップ・NGO/NPO・まちづくり・場の教育・公共空間の利用
オフィスアワー
各教員で異なるので、事前にメールでアポイントメントを取ってください。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/04/19 15:39:18