科目名[英文名]
環境公法   [Public Law for Environment]
区分		選択必修		単位数	2
対象学科等		対象年次	2～	開講時期	後学期
授業形態	後学期	時間割番号	01RN2230
責任教員 [ローマ字表記]
榎本 弘行   [ENOMOTO Hiroyuki]
所属	農学部	研究室		メールアドレス

概要

環境法とは、環境への負荷を防止・低減することを目的とする法（法令、条例、条約等）の総体をいう。これには、環境公法と環境私法がある。「環境公法」とは、この目的のために、国（あるいは地方公共団体）と国民との間の関係を規律する法のことである。この授業では、主にこの環境公法の法体系、その法体系を貫く基本原則、環境保全のための様々な法的手法、そして環境に関する法的紛争が生じた場合の具体的解決方法について学ぶ。

到達基準

授業内容

授業計画　 第一章　環境法とは・環境公法とは 第二章　環境法の基本原則①－持続可能な発展 第三章　環境法の基本原則②－予防原則 第四章　環境法の基本原則③－環境権 第五章　環境法の基本原則④－原因者負担原則（原因者負担優先原則） 第六章　環境アセスメント 第七章　環境保全の手法 一　基準の設定と遵守の確保〜命令監督手法 二　土地利用規制を用いた手法 三　経済的手法と情報手法 四　その他の手法 第八章　環境紛争とその解決方法①－環境行政訴訟 第九章　環境紛争とその解決方法②－国際環境紛争 第一〇章　環境紛争とその解決方法③一環境と民事紛争

履修条件・関連項目

日本国憲法を受講していることが望ましいが、受講していなくても理解できるように講義する。

テキスト・教科書

毎回、独自のプリントを配布する。また、『模範六法』三省堂や『小六法』有斐閣等の六法があることが望ましい。

参考書

授業中に随時指示する。

成績評価の方法

試験によって評価する。

教員から一言

積み上げ式の内容なので、できるだけ欠席しないように心がけて欲しい。

キーワード

持続可能な発展、予防原則、環境権、原因者負担原則、環境アセスメント、環境紛争

オフィスアワー

木曜午後

備考１

備考２

参照ホームページ

開講言語

語学学習科目

更新日付

2017/04/14 18:52:09