科目名[英文名] | |||||
砂防工学 [Erosion Control Engineering] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01RN3242 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
白木 克繁 [SHIRAKI Katsushige] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 1号館411部屋 | メールアドレス |
概要 |
山地流域の渓流部における土砂の生産、移動、堆積現象を理解するとともに、それらにより発生する土石流等の土砂災害および河川部における土砂移動に伴い発生する洪水等の災害の実態を理解する。また、土砂災害、洪水等による災害を防止・軽減するためのハードおよびソフト対策を実施するために必要な調査、計画、施設設計、施設の施工、施設の維持管理等の技術について習得する。 授業では、水理学基礎、構造力学(応用力学)基礎、土質力学基礎、水文学基礎を学習する。 |
到達基準 |
山地流域の渓流部における土砂の移動機構とそれらによって発生する災害の形態、ならびにそのような災害を防止・軽減する手法について総合的に理解する。安全・安心な国土を維持するためには多様なハードおよびソフト対策を実施することが必要であることを理解する。 |
授業内容 |
第1回 砂防とは(国内・海外の土砂災害と対策事例) 第2回 渓流工(調査、計画、河床材料調査および掃流砂量の算定) 第3回 渓流工(砂防基本計画・水文学基礎) 第4回 渓流工(砂防えん堤の計画・構造力学基礎) 第5回 渓流工(砂防えん堤の設計) 第6回 水理学基礎(流体、層流と乱流) 第7回 水文学基礎(常流と射流、等流、マニング式) 第8回 土石流災害(発生・流下機構) 第9回 土石流災害(特徴と予測) 第10回 土石流災害(対策) 第11回 火山災害と対策 第12回 地震災害と対策 第13回 洪水災災害と対策 第14回 深層崩壊と対策 第15回 試験 |
履修条件・関連項目 |
水文学、山地保全学を履修することが望ましい。 |
テキスト・教科書 |
なし(講義中資料を配布) |
参考書 |
「山地保全学」小橋澄治編、文永堂出版 「森林・林業実務必携」朝倉書店 「保全砂防学入門」電気書院、林 拙郎 著 |
成績評価の方法 |
出席点3割(授業内小テストを含む)、総合試験7割とする。 |
教員から一言 |
公務員試験過去問題も教材として活用します。 |
キーワード |
水理学、構造力学、土質力学、水文学、斜面災害、洪水災害、防災、減災 |
オフィスアワー |
特に設けていませんので、メールにて教員までご連絡ください。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2017/05/02 19:00:46 |