科目名[英文名] | |||||
国際協力論 [International Cooperation Study] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01RN3257 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
渡邊 司 [WATANABE Tsukasa] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
今日に至るまで長く、「経済成長=開発」というパラダイムが支配的であった。それに対する批判は出されてきてはいたが、とくに1990年代以降この開発パラダイムについての再考が進んできている。2007年〜09年の世界金融危機、同時不況、さらには2011年の東日本大震災と福島原発危機などはまさに日本や世界の開発のありようの見直しを迫っている。これまでの主流のパラダイムの問い直しがなされてきており。脱成長期=ポスト・グローバル化の時代における人々の生活の向上としての「開発/発展」の在り方が問題とされてきている。本授業では、そうした問題意識から以下の本をたたき台として、改めて「開発」のあり方や日本の「国際協力」の方向性を考えてみたい。 |
到達基準 |
授業内容 |
・ガイダンス=イントロダクション 第Ⅰ部 ポススト・グローバル化期の世界と日本 第1章 世界秩序は変わり始めた 第2章 幸福をどう手に入れるか?-幸福度の測り方 第3章 現代の貧困-どうなくすのか? 第Ⅱ部 市民社会が世界を動かす 第4章 市民社会とは何か?―グローバルとアジア 第5章 連帯経済の発達 第6章 アジアの連帯経済 第Ⅲ部 脱成長時代の経済学 第7章 脱成長・共生の社会へのいざない 第8章 都市化の行く手と都市再生 第9章 環境保全から環境創造へ―コミュニティの役割 第10章 女性のエンパワーメント-システム転換の役割 終章 ポスト・グローバル化世界の展望 -内発的発展と共生社会 |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
西川潤『グローバル化を超えて-脱成長期 日本の選択』 (日本経済新聞出版社、2011年) |
参考書 |
成績評価の方法 |
・授業は輪読形式を基本に行う。授業での報告と出席状況により、評価する。 ・報告しない人は、レポートに代える(具体的には授業で指示する)。 |
教員から一言 |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2017/03/02 13:30:53 |