科目名[英文名]
微生物学実習   [Practice in Veterinary Microbiology]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 変則通年 
授業形態 変則通年  時間割番号 01VN2203
責任教員 [ローマ字表記]
谷口 隆秀, 古谷 哲也, 白井 淳資, オブライエン 悠木子   [TANIGUCHI Takahide, FURUYA Tetsuya, SHIRAI Junsuke, SASSA Yukiko]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
微生物を取り扱うための基礎となる無菌操作を習得するとともに、実験動物の取り扱い、滅菌・消毒法の理解、培地作製法の習得、細菌の培養・染色・性状検査による同定法の習得、病原細菌の取り扱い法の習得など細菌学で用いられる一般的手技について学ぶ。また、細胞培養法とウイルスの増殖・定量・検出などウイルス学実験に用いられる一般的手技、および感染症等の診断に用いられる主要な血清反応・検査法について学ぶ。の原理を理解し手技を習得する。
到達基準
無菌操作の習得。実験動物の取り扱い法の習得。滅菌・消毒法の理解。培地作製法の習得(細菌用寒天培地等)。細菌の取り扱い法の習得。細菌の培養・染色・性状検査による同定法の習得。細胞培養法とウイルス増殖法の習得。正常細胞、ウイルス感染細胞観察の基礎技術習得。主要な血清反応の原理の理解と手技の習得。
授業内容
実習内容:
1)無菌操作の理解と手技の習得(谷口)。
2) 細胞培養、継代、ウイルス接種、細胞変性効果(CPE)の観察(谷口)。
3) 酵素免疫測定法(ELISA)による血中抗牛ヘルペスウイルス1型(BHV-1)抗体の検出(谷口)。
4) 免疫反応(サルモネラ免疫ウサギ血清を用いたスライド凝集反応、ゲル内沈降反応、試験管凝集反応)(谷口)。
5) 普通寒天培地の作製、菌の培養、コロニーの観察、グラム染色(古谷)。
6) 抗生物質感受性試験(古谷)。
7) 腸内細菌の生化学的性状検査(古谷)。
履修条件・関連項目
微生物学 総論を履修中あるいは履修済みであること。
テキスト・教科書
獣医微生物学実験マニュアル(原澤亮、本多英一監修:チクサン出版社)
各実習毎にプリントを配布。
参考書
微生物学実習提要 東京大学医科学研究所学友会編(丸善)
成績評価の方法
出席を重視する(80%以上出席すること)。実習毎にレポートをすべて提出すること。成績評価は出席 60%、レポート 30%、実習に取り組む態度 10% 。
教員から一言
微生物を扱う実習であることを忘れずに。実習室での飲食は厳禁です。白衣、上履きを忘れたものは実習を受けられません。実習に取り組む態度が悪い者、実習を行う上で危険と思われる行為があった場合は実習室から退去してもらうこともあります。
キーワード
無菌操作 滅菌・消毒 細菌の培養・染色・同定 細胞培養とウイルスの取扱 血清反応、抗原・抗体の検出
オフィスアワー
担当教員に E-mail にて連絡して下さい(taniguti@cc.tuat.ac.jp、furuyat@cc.tuat.ac.jp)
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/03/31 11:46:22