科目名[英文名]
地学   [Geology]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 020531
責任教員 [ローマ字表記]
中島 保寿   []
所属 工学府 研究室   メールアドレス

概要
「地学」は、自然科学のなかでも地球、太陽系、および宇宙の構造と歴史に関する事象を扱う科目で、「地球科学」「天文学」「宇宙科学」といった分野を含んでいます。地学の特色のひとつは、とてつもなく大きな空間的・時間的スケールで起こる現象を扱うこともあるという点です。地学の対象はほぼすべての自然現象といっても過言ではありませんし、それぞれの自然現象は互いに影響しあって複雑かつ膨大なシステムを作り上げています。さらに、それを理解しようとする人々の視点も多様で、「生物学」や「環境工学」といった他分野との交流も盛んです。この授業では、地学で扱う内容を、生命およびその進化と関連付けて学ぶことで、宇宙・地球の構造と歴史についてある程度体系的に把握することを目指します。
到達基準
生命を軸として地球・宇宙の構造を把握し、生命進化を軸として地球の歴史を理解することとします。
授業内容
1. ガイダンス
2. 宇宙、太陽系、銀河系
3. 地球の概観
4. 大気と水の循環
5. 地球の内部(1)火山、地震、火成岩
6. 地球の内部(2)地形、堆積岩、変成岩
7. 地球の歴史(1)地球の誕生と生命の誕生
8. 前半のまとめ:1〜7回の内容の試験と解説
9. 地球の歴史(2)古生代1
10. 地球の歴史(3)古生代2
11. 地球の歴史(4)中生代1
12. 地球の歴史(5)中生代2
13. 地球の歴史(6)新生代1
14. 地球の歴史(7)新生代2
15. 後半のまとめ:9〜14回の内容の試験と解説
履修条件・関連項目
高校で地学を履修している必要はないが、地学には生物・化学・物理などに関連する内容も含まれるので、その初歩的な知識は各自身につけておくことが望ましい。
テキスト・教科書
特に指定しない。毎回パワーポイント資料を印刷したものを配布する予定。
参考書
高等学校教科書「基礎地学」「地学」(出版社は特に指定しない)
成績評価の方法
講義中の小テスト(40%)、中間試験(30%)、期末試験(30%)で評価。
出席(=毎回の小テスト答案用紙提出)回数10回程度で単位認定の資格有り。
教員から一言
小テスト・試験では、専門用語の暗記を強いるのではなく、地球・宇宙の仕組みを体系的に理解しているかどうかを問う。
キーワード
地学、地球、宇宙、進化、古生物学
オフィスアワー
講義終了後に、講義室で質問を受け付けます。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2017/09/20 15:07:50