科目名[英文名]
工学部特別講義Ⅰ(都市生活を支える環境基盤技術)   [Special Lecture on Engineering Ⅰ]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 020551
責任教員 [ローマ字表記]
細見 正明   [HOSOMI Masaaki]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
本講義は、三菱UFJ環境財団の寄付を受けて、寄付講義として農工両学部で開講される。農学部と工学部という理系2学部のみからなる東京農工大学の特徴を活かし、また東京農工大学ならではの環境関連の研究を行う教員を多数擁するという本学の利点を最大限に活用して講義を進める。
前期は農学部において、現在の環境問題の解析と生態系への影響に関する講義を中心として、実習とシンポジウムを加え、後期は工学部において環境汚染対策技術を実習を中心に体験し、講義でその基礎を学びシンポジウムでそれを発展させるというスタイルで、1年間の講義により、環境問題の現状とその対策技術の理解を深める。なお前期だけ(農学部)または後期だけ(工学部)の受講も可能である。
到達基準
後期の「農・工で取り組む環境科学・環境工学Ⅱ(都市生活を支える環境基盤技術)」
では大気・水・土壌環境の浄化技術と、廃棄物や有害物質の処理技術、省エネ技術などに関する講義と実習を行う。
水再生センター(府中又は昭島市)、二ツ塚処分場(西多摩郡日ノ出町)等における実習(4回)、シンポジウム(1回)を含む。

【参考】
前期の「農・工で取り組む環境科学・環境工学 I」
では大気・水・土壌などの環境問題と、それらの微生物・昆虫・野生動物・植物への影響に関する講義と実習を行う。
農学部附属FM多摩丘陵(八王子市)および多摩川における実習(2回)、シンポジウム(1回)を含む。
講義と実習を通じて大気・水・土壌などの環境問題の現状を理解する。
授業内容
10/11 講義 ガイダンス  3時限  細見正明(東京農工大学教授)
10/11 講義 水をきれいにする技術:浄水処理 4時限 細見正明(東京農工大学教授)
10/25 講義 水をきれいにする技術:下水処理 3時限 細見正明(東京農工大学教授)
10/25  講義   土壌をきれいにする浄化技術 4時限 橋本正憲(ランドソリューション)
11/1 講義 ゴミ問題を解決する廃棄物処理技術 3時限 細見正明(東京農工大学教授)
11/1  講義   放射能・化学物質のリスクを抑制する技術 4時限 細見正明(東京農工大学教授)
11/15  実習  多摩川上流水再生センター 3-4時限 細見正明(東京農工大学教授)
11/22  実習 日乃出町二ッ塚処理場 とエコセメント施設 3-4時限 細見正明(東京農工大学教授)
12/6 講義 大気をきれいにし、PM2.5を測定する技術 4時限 神谷秀博(東京農工大学教授)
12/13 映画  映画 グリーンイメージ 国際環境映像海―消えたプラスチックの謎 細見正明(東京農工大学教授)
12/13  講演  エネルギーをためる蓄電池 4時限 平山雅章(東工大准教授)
12/20 実習 JESCO東京事業所晴海 土壌洗浄技術(成友興業株式会社城南島工場) 3-4時限 細見正明(東京農工大学教授)
1/10 エリブスの紹介  3時限 秋澤淳(東京農工大学教授)
1/10   再生可能エネルギーとエネルギーマネジメントシステム 4時限 池上貴志(東京農工大学教授)
1/17  映画 映画 グリーンイメージ 国際環境映像Last Call 科学者たちの警告 3時限から4時限 細見正明(東京農工大学教授)
1/21  公開シンポジウム ごみ問題は解決したのか?14:00から16:30 小金井市のごみ問題(市民の活動から、NPO環境市民会議 )
町田市のごみ問題(東京都町田市)
ごみからエネルギー回収 (タクマ)

総合とりまとめ 細見・伊豆田 他 東京農工大学 教員


講義実施時限は第3および第4水曜日の3時限と4時限。ただし、例外あり。


履修条件・関連項目
特になし
テキスト・教科書
指定しない
参考書
特になし
成績評価の方法
各回出席票により出席をとり、その際小問への解答を求める。
教員から一言
初めての試みの授業です。是非講義と実習に参加して下さい
キーワード
環境、大気、水、土壌環境
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/10/10 17:22:36