科目名[英文名]
工学部特別講義Ⅰ(サスティナブル工学概論)   [Special Lecture on EngineeringⅠ (Engineering for a Sustainable World)]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 020573
責任教員 [ローマ字表記]
上野 智雄   [UENO Tomo]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
AIMSプログラム留学生とともに,日本のものづくりの現場を知るために工場見学を行い,
見学により得られた知識を用いて「持続的社会に貢献する製品」を考案することにより,
ものづくりの難しさと楽しさ,また,ものづくりにおいて考慮すべき点,を理解してもらう.
学生同士のディスカッションおよびプレゼンテーションが中心となり,使用言語は英語である.
実施時期は9月中旬を予定.
到達基準
本科目履修の結果,以下の4点が実現できること.
1)ものづくりにおける多層構造を理解すること
2)ものづくりにおいて考慮すべきことを理解すること
3)ものづくりを擬似的に体験することを通じて,ものづくりの難しさと楽しさを理解すること
4)持続的社会の実現にはどのような観点からの検討が必要かを理解すること
授業内容
2015年度は,
「工場見学」「工場見学により得られた情報を用いて仮想的な製品を検討」
を行うため,以下を行う予定である.
Class 1 : 概要説明
Class 2-3 : 見学予定企業について製品の種類と特徴をパンフレットやHomepageを用いて情報収集
Class 4-6 : 工場見学 (いくつかのグループに分かれて,分担して見学を実施)
Class 7 : 工場見学して得られた知識の共有(プレゼンテーション)
Class 8-10 : 提示された知識などをもとに,持続的社会に資する新規製品を仮想的に検討し,プレゼン用資料を作成
Class 11-13 : 3分程度のショートプレゼンテーションによる概要紹介とポスターセッション形式のプレゼンテーション
Class 14-15 : ポスターセッションでの意見交換をふまえて提案を見直し,最終版を作成して提示

なお,AIMSプログラム留学生と日本人学生の交流を促進するため,各グループは留学生と日本人学生を混在させて英語二より実施するものとする.
履修条件・関連項目
受講前に科目担当者もしくはAIMSコーディネータへの事前申告が必要.
理由は,工場見学など実施規模の関係から受講人数を制限する必要があるからである.
希望者が受入れ可能数を超過した場合,AIMSプログラムに興味を持ち,長期留学,短期研修,バディー制度に積極的に関わる意思の強い学生を優先して受講許可する.
テキスト・教科書
特になし.
参考書
特になし.
成績評価の方法
ディスカッションをまとめた「ワークシート」および,最終的な仮想的な製品に関するプレゼンテーションの内容をまとめた「ポスター用ファイル」を提出してもらい,これを評価対象とする.
評価の観点は到達基準に記した4点である.
教員から一言
留学生と協働して新たな製品を検討する際,自分たちの経験から「必要」と考える性能が自らの生活環境に大きく影響を受けることを意識するきっかけすることができるはず.
また,日頃最終製品しか目にしていないが,その最終製品の実現には用いられている部品,機構を適切に考案,作成する必要があることをはじめて肌で感じることになると思われる.
キーワード
持続的社会 ものづくり 多摩地区
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
英語
語学学習科目
更新日付
2017/03/06 8:53:32