科目名[英文名]
物理数学演習   [Exercises in Mathematical Physics Ⅰ]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 021615
責任教員 [ローマ字表記]
村山 能宏, 小原 祐樹   [MURAYAMA Yoshihiro, OBARA Yuki]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
演習時間では,講義に先立ち各テーマに関する問題に取り組むことで,各テーマに対する問題意識(何を何のために学ぶのか)を高める。自分の考えや意見をまとめた後,数名のグループに分かれて議論し,グループ内で議論した内容を発表する。
各回毎に演習問題を配布する。講義を受講した後,演習時間で取り組んだ問題および配布された演習問題の解答をまとめ,翌週までにレポートとして提出する。

到達基準
物理を学ぶにあたり,数学が便利かつ強力かつ不可欠な道具であることを認識し,基本的な使い方を習得すること。
授業内容
第1回 (物理数学I,物理数学演習共通)本講義,演習の目的,進め方。
基本事項の復習:偏微分,合成関数の微分,テイラー展開
第2回 複素数
第3回 1階の線形常微分方程式
第4回 2階の線形常微分方程式
第5回 物理現象と微分方程式
第6回 ベクトルの内積,外積,微分

前半のまとめ(講義,演習共通)

第7回 座標変換
第8回 多重積分1
第9回 多重積分2
第10回 スカラー場とベクトル場
第11回 線積分
第12回 スカラー場と勾配
第13回 面積分
第14回 ベクトル場の回転

後半のまとめ(講義,演習共通)
履修条件・関連項目
履修条件:物理数学Iを履修すること。
関連科目:次年度の「物理数学II」とともに今後学ぶ全ての物理科目と関連する。
テキスト・教科書
特に指定しないが,以下に示すような教科書を一冊購入することを薦める.
「物理のための数学」 和達三樹 著,岩波書店
「物理数学」 松下貢 著,裳華房
参考書
「例解物理数学演習」 和達三樹著,岩波書店
成績評価の方法
中間試験 35%,期末試験 35%,出席および演習ノート 30%
(※試験は物理数学と共通で実施)
教員から一言
頭では便利な道具とわかっても,使いこなすためには“慣れ”と“経験”が必要です。後者は他の科目とともに徐々に積み上げましょう。まずは,自分の頭と手を動かし,道具の使い方に慣れましょう。仮に解けなくても,自分自身で考えることが重要です。考えることの継続が,皆さんを魅力的な物理の世界へと導いてくれます。
キーワード
複素数,微分方程式,座標変換,ベクトル場,スカラー場,ベクトルの微分・積分
オフィスアワー
可能な限りいつでも対応する。4-435室。メール等で予め連絡があった方が対応をとりやすい。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2017/03/22 16:27:07