| 科目名[英文名] | |||||
| 生命有機化学Ⅱ [Bioorganic Chemistry Ⅱ] | |||||
| 区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
| 対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 前学期 | |
| 授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 022105 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 長澤 和夫 [NAGASAWA Kazuo] | |||||
| 所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
| 生物有機化学Iの内容をさらに継続して、酸素、窒素を含む有機化合物の反応性について解説する。生物有機化学Iでは有機化合物の構造を中心とする内容であったのに対し、本講義では主としてアルコール、エーテル、カルボン酸とその誘導体など、有機化合物の特徴的な官能基とその性質、反応性について学習する。これらは有機機化学の中で重要な官能基群であると同時に、これらを有する化合物の性質や反応性を理解することは、酵素・糖・核酸やホルモン・ビタミンが関与する生体内反応を理解する上で必要不可欠な基礎事項となる。本講義においても、生物有機化学Iと同様に、電子の矢印を用いた反応機構の考え方について習得できるよう講義を行う。 |
| 到達基準 |
| 授業内容 |
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(1)オリエンテーション:本講義で学習する反応を中心に、有機化学反応の概観について説明する。 (2)アルコールの合成と構造(1):アルコールの特徴を解説し、その構造について講義する。 (3)アルコールの合成と構造(2):アルコールの特徴を解説し、その合成について講義する。 (4)アルコールの反応(1):アルコールの反応性について講義する。 (5)アルコールの反応(2):アルコールの反応性について講義する。 (6)エーテル、エポキシド、スルフィド(1):エーテル、エポキシドの構造について講義する。 (7)エーテル、エポキシド、スルフィド(2):エーテル、エポキシドの反応性と合成における活用について講義する。 (8)芳香族化合物:芳香族化合物の構造について講義する。 (9)芳香族化合物の反応(1):芳香族化合物の反応性について、芳香属性の観点か羅講義する。 (10)芳香族化合物の合成(2):芳香族化合物の反応性について、有機合成化学的観点か羅講義する。 (11)カルボン酸(1):カルボン酸の構造と性質を理解する。 (12)カルボン酸(2):カルボン酸の反応性について講義する。 (13)カルボン酸誘導体(1):カルボン酸誘導体の構造と性質を理解する。 (14)カルボン酸誘導体(2):カルボン酸誘導体の反応性について講義する。 (15)定期試験 |
| 履修条件・関連項目 |
| 生物有機化学Iを受講しておくこと。 |
| テキスト・教科書 |
| ウエイド 有機化学 (上/下) 丸善 |
| 参考書 |
| ブルース 有機化学 (上/下) 化学同人 |
| 成績評価の方法 |
| 毎回の講義で出す宿題(20%)と最終試験(80%)で評価す |
| 教員から一言 |
| 本講義では、生体反応を有機化学的に理解するための基礎事項を学びます。生物有機化学Iと併せて受講することを薦めます。講義中に毎回宿題を出します。講義のポイントを理解することができます。また宿題の提出状況により出席を把握します。質問は、講義中や講義後、提出宿題も活用してください。下記オフィスアワーでも受け付けます。 |
| キーワード |
| アルコール,エポキシ、エーテル、アミン、芳香族化合物、カルボン酸誘導体 |
| オフィスアワー |
| オフィスアワー:毎週月曜日午後3時から5時まで。 |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2017/03/23 18:35:29 |