科目名[英文名] | |||||
プログラミングおよび演習 [Computer Programming & Practices] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 3 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 通年 | |
授業形態 | 通年 | 時間割番号 | 022711 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
山田 晃 [YAMADA Akira] | |||||
所属 | 生物システム応用科学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本演習では,コンピュータプログラミング言語として実用的に最もよく使われているC言語を学びます。 |
到達基準 |
C言語を習得することによって,理工系技術者の道具としてのプログラミミング能力,コンピュータを本質的に理解し自由に使いこなす能力を身につけてもらうことを目的としています。 |
授業内容 |
WEBに掲載している教材を使って進めます。 URLアドレス http://web.tuat.ac.jp/~yamada/cp1/index.html にアクセスして ください。 [前学期] 1回 統合プログラム開発環境の使い方、文字および数値の画面出力 2回 数値定数、数値変数、キーボード入力 3回 文字定数、文字変数、標準入出力のまとめ 4回 条件制御文(if文)、算術関数の使い方 5回 繰り返し制御文(for文)、計算誤差の蓄積、多重ループ 6回 その他の制御文(switch文、while文、do while文、無限ループ) 7回 数値配列、統計計算(平均、標準偏差、最大値、最小値) [後学期] 8回 文字列配列、構造体、データのソーティング 9回 関数、関数の引数、変数の有効範囲と記憶クラス 10回 ポインタ、ポインタと関数の引数、プリプロセッサ、マクロ関数 11回 配列データとポインタ処理、関数間の配列データの受け渡し 12回 ファイル処理(テキストデータおよびバイナリデータの読み書き) 13回 グラフィックス1:直線、四角、円の描画、表データの棒グラフ、波形データの描画 14回 グラフィックス2:アニメーション(ボールの運動軌跡) |
履修条件・関連項目 |
プログラミングの経験はなくてかまいません。 |
テキスト・教科書 |
下記のWEB教材に添って進めます。 http://web.cc.tuat.ac.jp/~yamada/cp1 |
参考書 |
(1) かんたんC言語、大原竜男、大川内隆朗 著、技術評論社、2010年 (2) 新・明解C言語 入門編、柴田望洋著、ソフトバンククリエイティブ、2014年 |
成績評価の方法 |
出席点(各授業1点、遅刻は0.25〜0.5点)、授業点(授業中の質問に正解した場合,各問1点)、レポート点(各回5点満点)の合計点で評価します。 注1):レポートは考察を中心に採点します。考察を書いていないレポートは、評点が低くなると考えてください。 注2): 他人のレポートをコピーしている場合は大幅減点とし、未提出の場合よりも低いマイナス点をつけます。丸写しをしている、複数回行なっているなど、度を超えて酷い場合は、カンニングとみなして科目全体を不合格にします。なお、レポートを見せた人も同じ扱いにしますので、見せることも止めてください。 注3):前期、後期を合せて、出席点かレポートの提出回数のいずれかが全体の回数の2/3未満になった場合(出席回数が18回未満、レポート提出回数が10回未満)、その時点でD(不合格)となりますので,注意をしてください。 レポートだけ提出することは認めていませんので注意してください。 |
教員から一言 |
(1) レポートは、各々の回の課題(原則として2週間の演習で1回の課題)が終了した日時から、一週間以内にメール(E1クラス: yamada@cc.tuat.ac.jp)で提出してください。 (2) プログラムの作成と実行にはEclipseを使います。Eclipseは自分のパソコンにもWEBから無料でインストールすることができます。 (3)プログラムの習得には少しでも多くの時間をかける必要があります。端末室の空き時間を利用して(あるいは自分のパソコンを使って)、自習して貰うと良いと思います。 |
キーワード |
C言語,コンピュータ,プログラミング,データ処理,数値計算 |
オフィスアワー |
金曜日12時〜13時 |
備考1 |
レポートの採点基準を以下に示します。 基本方針:5点満点、レポート提出点3点+プラス評価点-マイナス評価点 によって点数をつけます。 ■価値のないレポート(提出しないほうがよいレポート) ・考察を殆ど書いてない(分量が著しく少ない)。苦労して行った形跡がみられない。自分で苦労してやっていないので、考察に書くことがないと判断される。 ・できなかった、分からなかった、難しかった、ということだけを書いている。 何処の部分が(where)、何が(what)、どの様(how)に、難しかったのか?、 さらに、何故(why)期待したとおりにならなかったのか、について探求すべきである。 ・他人の考察をコピーして済ませている。コピーはカンニングと同罪の違法行為ですので、大幅に減点します(常習性があり悪質と判断される場合は不合格)。 ■考察とは言えない考察(提出しないよりまし) ・結果説明だけの内容。プログラムを実行したら、結果がこうなったという事実だけを述べている。 (これらは、実行結果の所に書くべきで、考察に書くべき内容でない) ・動作説明だけの内容。プログラムリストの順番にしたがって、プログラムの動作を、延々と説明した内容になっている。このタイプの考察が非常に多いが、本来の考察ではない。 ■こんな内容の考察を書いてもらいたい ・原因や理由を探求する。予想や期待と結果が一致しているか?意外な結果、予期しない結果になっていないか?これらについて原因や理由を探求している。 ・トラブルに対処している。思った通りの結果にならなかった場合、トラブルのもとを探し出すために、どんな努力を払ったか、どんな工夫をしたか、どんな方法や考え方のもとに努力し、問題を解決したかについて書いている。 ・創意、工夫がある。こう考えてやってみたら答えがわかった。答えを探し出すための方法について、発見、工夫、気づた点を書く。こうすれば、もっと使いやすい、もっと効率の良いプログラムになる。他にこんなやり方がある、などの提案がある。 ・分からないことはWEBや教科書で勉強する。演習教材に書いてないことは、書籍や学外のWEBにあたってどんどんと自分で勉強する。自己流の浅い知識で考えない、少なくとも教科書に載っているたぐいの常識的な知識を踏まえたうえで議論する。 |
備考2 |
過去13年間の成績分布は以下のとおり: H28(2016) S14.6% A27.1% B27.1% C18.8% D4.2% E:8.3% H27(2015) S14.3% A24.5% B34.7% C18.4% D4.1% E:4.1% H26(2014) S16.7% A39.6% B27.1% C8.3% D6.3% E:2.1% H25(2013) S16.0% A18.0% B32.0% C28.0% D2.0% E:4.0% H24(2012) S19.2% A11.5% B38.5% C19.2% D11.5% H23(2011) S17.4% A32.6% B15.2% C23.9% D10.9% H22(2010) S18.9% A28.3% B35.9% C7.6% D9.4% H21(2009) S16.0% A30.0% B18.0% C20.0% D16.0% H20(2008) S16.7% A40.7% B22.2% C9.3% D11.1% H19(2007) S12.7% A32.7% B23.6% C23.6% D7.3% H18(2006) S18.2% A36.4% B23.6% C7.3% D14.6% H17(2005) S15.0% A46.7% B16.7% C10.0% D11.7% H16(2004) S14.5% A30.9% B32.7% C9.1% D12.7% |
参照ホームページ |
http://web.cc.tuat.ac.jp/~yamada/cp1 |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2017/09/30 15:25:16 |