科目名[英文名]
バイオプロセスエンジニアリング   [Bioprocess Engineering]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 023117
責任教員 [ローマ字表記]
養王田 正文, 野口 恵一, 川野 竜司, 篠原 恭介   [YOHDA Masafumi, NOGUCHI Keiichi, KAWANO Ryuji, SHINOHARA Kyosuke]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
バイオテクノロジーは食品や医薬品などの様々な物質の生産に大きな役割を果たしている。研究室での実験をスケールアップし、工業レベルでの生産技術を確立するためには様々なノウハウが必要である。その基盤となる生物工学に関する基礎知識を与えることが本講義の主な目的である。講義の内容は、微生物の特性から流体力学まで多岐にわたるが、実例を交えることにより、実際の工業のつながりが分かるように説明する。また、生命機能の基盤を支える様々なタンパク質の構造と機能及びゲノム解析技術に関する最先端の研究についても独自の観点から紹介する。
到達基準
授業内容
第1回 10月6日 イントロダクション タンパク質の二次構造、超二次構造 野口
第2回 10月13日 タンパク質の三次構造(1) 野口
第3回 10月20日 タンパク質研究とバイオ医薬品 養王田
第4回 10月27日 タンパク質の三次構造(2) 野口
第5回 11月3日 遺伝子解析技術とそれを支える工学  養王田
第6回 11月17日 マイクロ微細加工とそのバイオ応用 川野
第7回 11月24日 BioMEMS:MEMS技術の基礎 川野
第8回 12月1日  マイクロ流体技術の基礎 川野
第9回 12月8日 BioMEMSの応用 川野
第10回 12月15日 発生生物学・発生工学技術の基礎 篠原
第11回 12月22日 遺伝子改変動物の作製技術(1)-相同組み換え法 篠原
第12回 1月5日  遺伝子改変動物の作製技術(2)-ゲノム編集 篠原
第13回 1月19日  細胞の反応速度論 養王田
第14回 1月26日 固定化生体触媒とバイオリアクター 養王田 
第15回 2月2日 まとめ 養王田 
履修条件・関連項目
生命工学I、分子生物学Iなどの基礎知識を必要とする。
テキスト・教科書
参考書
成績評価の方法
成績は、出席(40%)、小テスト、レポート(60%)で評価する。
また出席は必要条件であり、出席率が80%以下の場合には原則として単位は与えない。ただし、出席してだけでは単位は与えない。
教員から一言
基礎から応用まで幅広い分野について講義する。生命工学に関する研究や技術開発を行うのに必須な内容を盛り込んでいるので、多くの学生の主体的な受講を希望する。
キーワード
生物化学工学、バイオリアクター、バイオ医薬、固定化酵素
オフィスアワー
月曜日 15時〜17時
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/09/29 10:46:39