科目名[英文名] | |||||
化学システム工学実験Ⅲ [Chemical Engineering Experiment Ⅲ] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 3 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 023408 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
長津 雄一郎 [NAGATSU Yuichiro] | |||||
所属 | 生物システム応用科学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
私達の日常生活には、プラスチック製品を始めとして食品、医薬品、洗剤、化粧品などの多くの化学物質が用いられている。これらの物質の中には、天然に産するものもあるが大部分のものは化学の知識をもとにして、人間の手によって製造されたものである。 学生諸君は「化学システム工学 実験Ⅲ」を行うことによって、これらの物質を製造する際に必要な実験装置や操作方法、試薬の取り扱い方、物性の調べ方などを自分の経験を通じて身につけ、技術の向上につとめて欲しい。 「化学システム工学 実験Ⅲ」では、主にガラス器具を用いているので、物質の変化の様子を直接観察することができる。したがって、漫然と実験書通りに実験するのではなく、細かなところまで観察の目を行き届かせて、できるだけ多くの知識を得て将来の糧としてほしい。観察から得た情報(例えば色の変化など)はレポートを作成する上でも役に立つはずである。 時間、スペース、経費などの制約があって、このテキストに納められた実験テーマは、膨大な物理化学分野のほんの一部分を紹介しているにすぎないが、物理化学関連の講義とのバランスを考え、またできるだけ多くの基本操作を諸君に学び取って貰えるような基礎的なテーマばかりを集めてある。 さらに、操作はできるだけ危険の少ないものを選んであるが、それでもガラス器具による切り傷、やけど、火災などの不慮の事故が起こる可能性も高い。しかし、実験を始める前に実験書をよく読んでおき、教員の注意を守って実験を行えば、得られる成果の極めて大きいことに気付くだろう。講義で聞いただけの知識は簡単に忘れるが、体で覚えた知識は永久に忘れることはない。 |
到達基準 |
授業内容 |
4月 17日(月) 実験Ⅰ,Ⅲ合同安全ガイダンス(L1153) 18日(火) 実験Ⅲガイダンス+実験準備(L1217, 3限) 24/25日 1回目実験 5月 1/2日 2回目実験 8/9日 3回目実験 15/16日 4回目実験(+後片付け)2回までのレポート返却 22日(月) 中間試験 (再レポートの提出も23日締切)(L0031) 14:45 レポート執筆法の講習(L0031) 23日(火) 予習日 29/30日 5回目実験 6月 5/6日 6回目実験 12/13日 7回目実験 19/20日 8回目実験 26/27日 9回目実験(+後片付け)7回までのレポート返却 7月 3日(月) 確認試験 (L0031, 3限)全てのレポート提出日 4日(火) 予備日 10日(月) 予備日 11日(火) 工場見学(東亞合成横浜工場) 17日(月) 予備日(祝日授業実施) 18日(火) 予備日 |
履修条件・関連項目 |
物理化学基礎、平衡論基礎、反応速度論、熱力学および演習など物理化学関係科目の内容はよく理解し復習しておくこと。 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
後藤廉平「物理化学実験法」共立全書 アトキンス「物理化学(上・下)」 |
成績評価の方法 |
毎回のレポートと理解度テストを総合的に評価 毎回のレポートを10段階で評価し、総合計点で評価する。成績はS、A、B、C、Dで評価し、S、A、B、Cを合格、Dを不合格とする。 |
教員から一言 |
論文作成を念頭に、実験の考察と報告書の記述ルールを修得する。 |
キーワード |
物理化学,実験 |
オフィスアワー |
履修のポイント:現象を把握し、それを解析し、報告書に纏める一連の手法をより、専門の論文作成を見据え、マスターする。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2017/04/06 13:22:42 |