科目名[英文名]
物理プレゼンテーションⅡ   [Arts of Scientific Communications Ⅱ]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 023614
責任教員 [ローマ字表記]
前橋 兼三, 古賀 晋, 石寺 修三, 岡田 達雄   [MAEHASHI Kenzo, KOGA Susumu, ISHIDERA Shiyuuzou, OKADA Tatsuo]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
「物理プレゼンテーションⅠ」の,「書く,話す,示す」実習に対して,口頭発表によるプレゼンテーションを主題として実習を行う。内容は3部構成である。まず,博報堂の石寺修三先生と古賀晋先生による,広告つくりやプレゼンテーション力についての講義,自己PRを中心とした「自分プレゼンテーション」実習を行う。 続いて,一般社団法人日本運動療育協会の岡田達雄先生による,プレゼンテーションに臨む姿勢に関する講義と,その実践としてのプレゼンテーション実習を行う。これらの講義,演習により,口頭によるプレゼンテーションの重要性を理解し,聴衆に自分の考えを正しく伝えることができる上手なプレゼンテーションのための準備と実践の方法を学ぶ。最後に,物理システム工学実験Ⅳと連動して,実験で得られた結果についてグループごとに発表する。
到達基準
(1)上手なプレゼンテーションに必要な要素を理解し実践できる。
(2)学生実験で得た事実を科学的に議論して聴衆に伝えることができる。
(3)聴衆の質問の意図を理解し的確な質疑応答ができる。
授業内容
10月7日,10月14日 石寺修三、古賀晋担当 「Ⅰ.プレゼンテーションを学ぶ」: プレゼンテーションの意味や重要性に関する基調講義の後,個人演習〜チーム演習形式で簡単なプレゼンテーションを体験する。

10月21日,10月28日 石寺修三、古賀晋担当 「Ⅱ.プレゼンテーションを深める」: プレゼンテーション力を高めるのに有益な,多面的なモノの見方や考え方のスキルを個人演習を通じて学ぶ。

11月4日,11月18日 石寺修三、古賀晋担当 「Ⅲ.プレゼンテーションを実践する」: ここまでの授業で学んだスキルを活かして,大学で学んだこと,経験したことなど自分に関するプレゼンテーションを履修者全員が行い,相互に評価しあう。

11月25日,12月2日 岡田達雄担当 「プレゼンテーションの実際」: 「脳を鍛えるのは運動しかない」という考え方について講義を受けるとともに,履修者は正しい姿勢と体の動かし方の基本を習得する。さらに,与えられたテーマを基に,履修者がプレゼンテーションを実施し全員で感想を述べる。この講義を通じて,真のコミュニケーションが出来る人間力を養う。

12月6日 3、4、5限(予定) 学生実験担当教員担当 「学生実験発表会」: 物理システム工学実験Ⅳの時間帯に実施する。各テーマ担当者からプロジェクターを用いた研究発表の指導を受け,実験グループごとにスライドを作成し発表を行う。

発表会後の物理工学実験IV 聴衆からの評価に基づく反省会
履修条件・関連項目
「プレゼンテーションⅠ」に続く。「物理システム工学実験Ⅳ」と連動して実施する。
テキスト・教科書
参考書
プロフェッショナルアイデア 小沢正光著 インプレスジャパン, プロフェッショナルプレゼン 小沢正光著 インプレスジャパン, ひとつ上のプレゼン 小沢正光 他著 インプレスジャパン
「脳を鍛えるには運動しかない―最新科学でわかった脳細胞の増やし方」John Ratey著
成績評価の方法
演習科目として出席することが必須条件。当てられた時間に必ず発表を行うこと。積極的なプレゼンテーションについては加点する。
教員から一言
これまで人の前で発表する機会は多くなかったと思う。大学教育を終わり社会に出ようとしているときに,いろいろな場面で人前で発表する機会に直面する。プレゼンテーションの善し悪しで評価が大きく変わってしまうことも多い。人の発表を見て,その評価・アドバイスを聴くとともに,自らも口頭発表して評価を受ける,という経験は貴重なものである。自分の発表のときにはよく準備をし,リハーサルをして臨むように。
キーワード
プレゼンテーション,口頭発表,学生実験,自己PR,リクルート
オフィスアワー
備考1
この科目には,必修科目である「物理システム工学実験Ⅳ」の発表会が含まれている。必ず「物理システム工学実験Ⅳ」と一緒に履修届を提出すること。
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/03/22 16:00:06