科目名[英文名]
環境微生物学特論   [Advanced Environmental Microbiology]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 12  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 05MK5606
責任教員 [ローマ字表記]
片山 葉子   [KATAYAMA Yoko]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
大気、水圏、岩石圏を通した物質循環において微生物は重要な機能を担っており、地球環境の維持にとって不可欠の存在である。また、難分解性化合物を分解する微生物で代表されるように、新規の微生物が次々と自然界から分離され、汚染の生じた環境を修復する意図でその利用が試みられているものもある。本講義では環境修復への利用が期待される細菌を中心として、細菌の性質・機能の研究手法、分類・同定、微生物群集の解析手法について、最新の情報をとりまぜて紹介する。微細な生き物の研究方法を修得することを目的とする。
到達基準
・原核性、真核性微生物の特徴を理解する。
・細菌の分離、同定、新種記載の手続きについて理解する。
・微生物の群集構造解析法について理解する。
・ゲノム情報を用いたunknown microbes解析方法を理解する。
授業内容
第1回 微生物学の研究の流れ
第2回 微生物の観察方法
第3回 細菌分類学
第4回 細菌化学分類学
第5回 遺伝情報に基づく分類
第6回 新種の提案
第7回 新種の記載
第8回 微生物の動態解析1
第9回 微生物の動態解析2
第10回 微生物の動態解析3
第11回 微生物の動態解析4
第12回 プレゼンテーション
第13回 プレゼンテーション
第14回 プレゼンテーション
第15回 学習内容の点検と確認
履修条件・関連項目
特に定めない
テキスト・教科書
指定無し
参考書
Brock Biology of Microorganisms 12th edition,Pearson International Edition
成績評価の方法
毎週行なう理解度確認のための小テスト(50%)とプレゼンテーションの内容(50%)をもとに評価する
教員から一言
受講生のバックグラウンドが異なることを考慮し、それに対応した講義になるよう心がける。そのために質問に対してはよく考え、積極的に発言する事を希望する。
キーワード
バイオレメディエーション 地球環境 微生物のモニタリング 細菌分類学
オフィスアワー
毎週月曜日午前10時30分〜12時をオフィスアワーとする。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/03/22 14:51:45