科目名[英文名]
生体分子化学特論Ⅳ   [Advanced Biomolecular and Biomaterial Chemistry Ⅳ]
区分 専門分野科目  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 05ML5204
責任教員 [ローマ字表記]
安達 悠, 服部 誠, 飴谷 章夫   [HATTORI Makoto]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
【2017年度は飴谷章夫先生、安達悠先生がご担当されます。集中講義です。】
ヒトゲノムと遺伝子の解析:その基礎と応用、社会への影響(飴谷先生)
免疫学;感染症と抗体とワクチン(安達先生)
到達基準
【飴谷先生】
ゲノム解析、遺伝子解析の方法と、その一般社会における応用を知り、社会への影響を自ら考える。
【安達先生】
免疫系、特に抗体による感染防御について学び、理解する。
授業内容
【飴谷先生】
ゲノムや遺伝子の情報を得る技術が進歩し、ヒトのゲノム、がん化した細胞のゲノムなど、あるいは発現している遺伝子などの情報が得られるようになりました。まずこの解析技術を理解します。そして、この技術が学術研究、応用開発研究のみならず、一般の人向けにも応用可能なことを学び、個別化医療、精密医療などを知ります。そしてこのような応用が社会に与える影響を自ら考え、今後、新しく出る技術の普及に対する準備をします。

[内容(予定)]
・ 次世代シーケンシングとその応用
・ 個別化医療と精密医療
・ ゲノム情報と社会への影響


【安達先生】
免疫系は、感染症から宿主を守る防御システムであり、
免疫学とは、機能的、時間的、そして空間的な観点から、
この免疫メカニズムの解明を目的とした学問です。

本講義では、
「抗体とワクチン」という感染症と戦う武器に焦点を絞り、
免疫学について触れていきたいと考えています。

[内容(予定)]
・ 免疫とは〜感染症とワクチン〜
・ 抗体と産生機序
・ いま流行のワクチン開発
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
参考書
成績評価の方法
レポートにより評価する。
教員から一言
【飴谷先生】
新しい技術とその応用法を知ってもらい、また社会への影響は自ら考えられるようになっていただきたいと思います。
【安達先生】
みなさんのからだにも備わる「免疫系」、ものすごく長い年月をかけて獲得された複雑で難解で、それでいて洗練されたシステムです。本講義では免疫学、特に「抗体」に関わる基礎から最新のトレンドまで、(なるべく)分かりやすいようにお伝えできたらと思います。
キーワード
ゲノム、遺伝子、次世代シーケンシング、個別化医療、精密医療、がん、疾患リスク、遺伝子疾患、個人情報、免疫学、感染症、ワクチン、抗体
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/09/28 11:21:33