科目名[英文名]
植物分子生理学特論   [Advanced Plant Molecular Physiology]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 05MP5136
責任教員 [ローマ字表記]
金勝 一樹   [KANEKATSU Motoki]
所属 農学部 研究室 6号館410  メールアドレス

概要
植物は動くことができないので、外界の変化を受け入れて生長している。本特論では、外界のシグナルが植物細胞内に伝達される機構と、それに対する応答反応について、研究事例を紹介しながら論ずる。またこれらの講義を通して、分子生物学や生化学の研究手法の原理や考え方を修得することも、本特論の目的である。
到達基準
生化学や分子生物学の解析で得られたデータの意味を理解できるようになること。
授業内容
1.はじめに
2.代表的な分子生物学的研究手法の原理
3.代表的な生化学的研究手法の原理
4.〜6.受容体(アブラナ科の自家不和合性で働くレセプタープロテインキナーゼ)
7.〜9.Gタンパク質(穀類種子のアリューロン細胞におけるジベレリンのシグナル伝達)
10.〜11.MAPキナーゼカスケード(真核生物に共通する3つのプロテインキナーゼからなるシグナル伝達系)
12.〜14.ニ成分制御系(サイトカイニンとエチレンのシグナル伝達)
15. 種子発芽時の遺伝子発現(トランスクリプトーム解析とプロテオーム解析)
履修条件・関連項目
学部で植物生理学の講義を受講していることが望ましい。
テキスト・教科書
毎回プリントを配布する。
参考書
中村桂子 他 監訳「Essential細胞生物学](南江堂)、
テイツ・ザイガー「植物生理学」(培風館)
成績評価の方法
毎回の講義時に行うテスト(100%)
教員から一言
わからないことは些細なことでも質問してほしい。
受講者全員が「S」と評価されることを目標に講義を行う。
キーワード
分子生物学、生化学、細胞内シグナル伝達、環境応答
オフィスアワー
オフィスアワーは火曜日11:00〜13:00。その他教員が在室しているときは、質問等随時対応します。Mailでの質問も可。
備考1
隔年開講。
備考2
過去の成績分布は以下の通り
H28 開講していません
H27 S 19%, A 73%, B 3%, C 5%, D 0%
H26 開講していません
H25 S 37%, A 40%, B 15%, C 4%, D 4%
H24 開講していません
H23 S 41%, A 50%, B 9%, C 0%, D 0%
H22 開講していません
H21 S 57%, A 35%, B 4%, C 4%, D 0%
H20 開講していません
H19 S 32%, A 52%, B 16%, C 0%, D 0%
H18 開講していません
H17 S 33%, A 67%, B 0%, C 0%, D 0%
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/04/07 20:43:25