科目名[英文名]
国際関係学特論   [Advanced International Relations]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 12  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 05MS5225
責任教員 [ローマ字表記]
渡邊 司   [WATANABE Tsukasa]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
 ・国際関係学は、戦争と平和に関する学問として生まれ、その対象とする学問領域は広い。またそこに登場するアクターも、国家、民族、NGO等の諸団体など多種多様である。本授業では、1991年の米ソ冷戦後の時代の国際関係の特徴を把握するために、様々な角度からアプローチを試みる。
 ・そのためにも以下あげるテキストに沿って、それをたたき台にして、報告と討論を行う。4部編成で、ⅰ)国際関係の理論的変容、ⅱ)国際関係のトータルな分析、ⅲ)そのためにも、三つの視座―安全保障、貧困と飢餓などの第3世界の抱える諸問題、地球環境問題―から接近する。そしてⅳ)は戦後日本の抱える諸問題(例えば日米安保体制など)を取り扱う。以上を踏まえることによって、本授業は現代国際関係の構造と動態を理解するよすがとなるであろう。
到達基準
授業内容
以下のテキストに沿って輪読形式で授業を行う。
◆原栩久編『国際関係学講義第4版』(有斐閣、2011年)
◆構成(=分担)
第1部 国際関係学の発展
 第1章 国際関係学の誕生と展開
 第2章 国際関係学の現在
第2部 国際関係の構造
 第3章 米ソ冷戦からポスト冷戦へ
 第4章 地域紛争への資格
 第5章 国際政治と国際経済の連動
第3部 国際関係の諸問題
 第6章 安全保障と国際関係
 第7章 地球環境と国際関係
 第8章 第3世界と国際関係
第4部 国際関係と日本
 第9章 国際関係と日本の政治外交
 第10章 国際関係と日本の経済外交
 第11章 国際関係と日本の国際協力
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
原栩久編『国際関係学講義第5版』(有斐閣)
参考書
成績評価の方法
・分担報告と出席状況により、評価する。
     (報告しない人は、代わりにレポートを課す。)
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/03/02 13:34:02