科目名[英文名] | |||||
分子病態制御学特論 [Advanced Molecular Pathology and Therapeutics] | |||||
区分 | 後期専門科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 生物システム応用科学府博士 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 後学期 |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 148304 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
松田 浩珍 [MATSUDA Hiroshi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
ヒトおよび動物の病気の発症メカニズムを遺伝子および分子レベルで理解し、病態発現に主として関連する遺伝子および分子を標的として、特異的制御分子の開発に係る理論を理解できるようになることを目標とする。具体的には、アレルギー疾患、癌などの多発する疾病について関連遺伝子および核転写因子、シグナル伝達分子の流れや細胞生存・増殖シグナルを理解し、これらを特異標的とした制御分子(抗体、シグナル阻害剤など)について教授する。 |
到達基準 |
がんおよびアレルギーの分子病理学と分子標的治療法の原理を理解する。 |
授業内容 |
1)細胞の生死の分子制御 2)細胞の活性化シグナル 3)アレルギー反応の分類 4)アレルギー反応の制御 5)癌遺伝子と癌抑制遺伝子 6)癌細胞の増殖機構 7)癌細胞の不死化機構 |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
Perspectives on Pathophysiology ed:L-E C. Copstead、 病の起源 NHK「病の起源」編集班 |
参考書 |
成績評価の方法 |
試験とレポート提出により60%以上の評価を得る必要がある。 |
教員から一言 |
今、創薬開発では副作用の少ない、分子標的治療薬が主流になっている。その基盤をなすのは病態発現の分子メカニズムの解明である。多くの知識を動員して理解する必要がある分野なので、根気よく勉強してもらいたい。 |
キーワード |
創薬、発症機能、転写因子、生活習慣病 |
オフィスアワー |
毎週木曜日午後2時より |
備考1 |
集中講義なので、履修希望者は松田まで直接メール連絡してください。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2017/03/14 17:51:32 |