科目名[英文名]
分子腫瘍学特論   [Advanced Medical Biology]
区分	後期専門科目	選択必修		単位数	2
対象学科等	生物システム応用科学府博士	対象年次	～	開講時期	前学期
授業形態	前学期	時間割番号	148308
責任教員 [ローマ字表記]
仙波 憲太郎（早）   [SEMBA Kentaroh]
所属	生物システム応用科学府	研究室		メールアドレス

概要

この講義では、前半部分は、学生が3名程度のチームでがん研究のトピックスを扱った総説を取り上げ、３０分程度のプレゼンテーションを行う。そのため、基礎的な分子生物学の知識をもつことが前提となる。 後半では、シグナル伝達一般のトピックスとして、受容体型チロシンキナーゼの新たな活性化機構による神経筋シナプスの構築とその破綻によって発症する筋無力症（山梨）と植物に焦点を当てた小分子RNAによる遺伝子発現制御、RNA分解による遺伝子発現調節（渡辺）について紹介する。

到達基準

がん研究の最近の潮流を知る。 「シグナル伝達」が関わる生命現象とその解明にむけた実験的ストラテジーを学ぶ。

授業内容

総説論文を理解し、それを伝えるための発表資料の作成が予習となる。所要時間は各自によって異なるが、２時間以上はかかると想定される。また、発表の数日前には仙波との発表内容の打ち合わせを行う。基礎的な分子生物学（分子細胞生物学A, B, Cの履修が望まれる）の知識を持つことが前提となる。 1: ガイダンス（４月７日）（仙波） 講義の目的と概要の説明 2: プレゼンテーション１（仙波） 3: プレゼンテーション２（仙波） 4: プレゼンテーション３（仙波） 5: プレゼンテーション４（仙波） 6: プレゼンテーション５（仙波） 7: プレゼンテーション６（仙波） 8: プレゼンテーション７（仙波） 9: 渡邊１（６月２日） 10: 渡邊２（６月９日） 11: 渡邊３（６月１６日） 12: 山梨１（６月２３日） 13: 山梨２（６月３０日） 14: 山梨３（７月７日） 15: 学習した内容の点検と確認

履修条件・関連項目

テキスト・教科書

the biology of CANCER　Robert A. Weinberg著（Garland Science)

参考書

成績評価の方法

試験: 0％ 試験は行わない レポート: 60％ レポート（渡邊、山梨） 平常点評価: 10％ 授業への参加と態度 その他: 30％ プレゼンテーションにおける発表内容と質疑応答（仙波）

教員から一言

キーワード

オフィスアワー

備考１

総説論文の内容のプレゼンテーションを行うため、受講者を２０名までとします。 そのため、受講希望者は必ずガイダンスに出席してください。

備考２

参照ホームページ

開講言語

語学学習科目

更新日付

2017/03/21 12:48:15