| 科目名[英文名] | |||||
| 植物生産環境学特論 [Advanced Agro-environment Science] | |||||
| 区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
| 対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 後学期 | |
| 授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 96114 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 佐藤 達雄(茨) [SATO Tatsuo] | |||||
| 所属 | 連合農学研究科 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
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『施設野菜における環境保全型農業』 環境保全型農業とは「農業の持つ物質循環機能を生かし、生産性との調和などに留意しつつ、土づくり等を通じて化学肥料、農薬の使用等による環境負荷の軽減に配慮した持続的な農業」と定義される。 温室やビニールハウスを利用した野菜の施設栽培では、限られた面積から収益を確保するため、集約的な栽培管理が行われる。化学肥料や農薬の使用量も他の作物や露地野菜に比較して多い傾向にあり、周辺環境に対する負荷が懸念されている。 本講義では、最初に施設生産の特徴を踏まえ、施設生産が環境負荷に及ぼす問題点と、なぜこのような問題が顕在化したのかについて述べる。次に化学肥料施用量ならびに農薬使用量削減に関する考え方とその技術について担当教員が携わったケーススタディとともに述べる。 最後に、環境保全型農業を進めるに当たり常に注目されるのが有機質肥料であるが、環境保全型農業イコール有機農業ではない。また、その効果については未解明の部分も多い。施設野菜で有機質肥料を施用したときの有機質肥料の役割について述べる。 |
| 到達基準 |
| 慣行農法ならびに環境保全型農業の特徴と問題点を比較することによって、環境保全型農業が推進されるに至った経緯と将来の作物生産の方向性について理解すること。 |
| 授業内容 |
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1: 環境保全型農業とは何か 2: 化学肥料の過剰施用の問題点とその削減 3: 化学合成農薬の問題点とその削減 4: 有機質肥料の使用 |
| 履修条件・関連項目 |
| テキスト・教科書 |
| 資料は授業時に配布します。 |
| 参考書 |
| 講義中に情報提供します。 |
| 成績評価の方法 |
| レポート提出による。 |
| 教員から一言 |
| 専門分野が異なる学生に対しても興味が持てるように基礎的な部分から話す予定です。環境保全型農業と有機栽培の違いを理解していただければ幸いです。 |
| キーワード |
| オフィスアワー |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2017/05/10 10:15:38 |