| 科目名[英文名] | |||||
| 先端生命科学特論 [Advanced Life Science] | |||||
| 区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
| 対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 前学期 | |
| 授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 96212 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 高橋 信弘 [TAKAHASHI Nobuhiro] | |||||
| 所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
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『プロテオミクス概論』 プロテオミクスの概念と方法論は、細胞機能の網羅的な解析を可能とし、そこから得られる結果は従来の基礎生物学や基礎医学の教科書を根本から書き換える可能性すらある。本講義では、プロテオミクスが発展した基礎となるゲノム科学全般を概観しながら、プロテオミクスの方法論と技術・手法について概説する。また、プロテオミクスの手法を従来の分子生物学的手法・細胞生物学的手法と組合せることで細胞の機能をプロテオミクスの観点から解析した例を紹介する。 |
| 到達基準 |
| プロテオミクスのゲノム科学全般との繋がり及び考え方、方法論・基礎を理解する。 |
| 授業内容 |
| プロテオームの定義から始まり、蛋白質の種類と量を高感度・迅速かつ網羅的に同定するための蛋白質分離と質量分析技術の進歩、ゲノム解析による蛋白質・遺伝子配列のデータベースの整備の状況、数百から数千の蛋白質の同定と量的変動を解析する技術及びその利用法、タンパク質の相互作用とタンパク質複合体の系統的な解析及び高次のタンパク質複合体機能情報ネットワークの解析法を紹介する。応用例として、リボソーム合成の場として真核細胞が共通に持つ細胞内小器官である核小体の全解析、リボソーム生合成過程の系統的な解析等について紹介する。 |
| 履修条件・関連項目 |
| テキスト・教科書 |
| 無 |
| 参考書 |
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「プロテオーム解析法:タンパク質発現・機能解析の先端技術とゲノム医学・創薬研究」礒辺俊明・高橋信弘編、羊土社、2000. 「プロテオミクスの全貌を知る」礒辺俊明・高橋信弘編、羊土社、,2003 「バイオ実験シリーズ:プロテオーム解析マニュアル」礒辺俊明・高橋信弘編、羊土社、2004 |
| 成績評価の方法 |
| レポート提出による。 |
| 教員から一言 |
| プロテオミクスにおける考え方や技術が、皆さんの将来の研究に役立つことを願っています。 |
| キーワード |
| オフィスアワー |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2017/04/17 15:43:57 |