科目名[英文名] | |||||
環境生態系保全学特論 [Advanced Ecosystem Conservation] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 0.5 | ||
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 96321 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
楊 宗興 [YO Muneoki] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
『地球の生物地球化学的循環と環境問題』 C、H、O、N、P、S等いくつかの限られた元素は生命体を構成するのみならず、大気の構成成分でもある。これらは、その生物地球化学的によってこの地球の環境を成立させ、一方で、その改変の結果は、多様な環境問題を引き起こしている。このような地球の生物地球化学的循環と環境問題との関係について講義する。また、こうした物質循環が地球という惑星においてどのように作り上げられてきたかについて解説する。 ゼミ的な要素も取り入れ、一方向の講義だけにしないようにする。ときどき小テストを行い、また、それを材料にしたりしながら、ディスカッションの時間も持ちたい。 |
到達基準 |
唯一生命が生存する地球の環境が、どのようにして形成され、維持されているかを理解すること。 海域や陸域の環境には構造性があり、その構造性が物質循環や生命の生存に大きく影響を与えていることを理解すること。気候変動問題の科学的基礎を理解し、自らの思考力でその本質を考えていくことができるようになること。 |
授業内容 |
(1)地球環境の成り立ちと生物地球化学的物質循環の進化 (2)地球における元素の濃集(とくに炭素) (3)海洋の構造と物質循環 (4)陸の構造と物質循環 (5)生物地球化学から見た気候変動問題 |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
Biogeochemistry, 3rd ed., Schlesinger and Bernhardt, Elsevier, 2013 |
成績評価の方法 |
レポート提出による。 |
教員から一言 |
気候変動の生物地球化学はトランプ大統領に最も学んで欲しい。 |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2017/05/10 10:55:28 |