科目名[英文名]
理科教育法Ⅱ   [Science Education Ⅱ]
区分 教職科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 ED2303
責任教員 [ローマ字表記]
有岡 淳, 降旗 信一   [FURIHATA Shinichi]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
1.中学「理科2分野」、高校「生物」の学習内容を中心に、理科教育の内容と方法を考察する。
2.学習指導要領「理科」生物分野の新しい内容、学力観、評価方法を検討する。
3.生物分野の教材開発、観察、実験、野外実習の進め方について考察する。
4.理科におけるアクティブ・ラーニング型授業の指導方法について考察する。
到達基準
1.新学習指導要領・生物分野の内容及び観点別評価方法を理解し、これに対する考察を行う。
2.自然環境を生かした生物教育、ヒトを中心とした生物教育に対する理解を深め、これに対する考察を行う。
3.理科におけるアクティブ・ラーニング型授業の手法を検討し、授業実施上のスキルの上達を目指す。
4.動物園実習の実習計画を作成することができる。
授業内容
●集中講義(8月2日〜8月7日:9時〜)
<第1日・8月2日>
1.「生物分野」学習指導要領の内容
2.学力観の変遷とPISA型学力観
3.新学習指導要領に基づく観点別評価
4.生物教育の目標
<第2日・8月3日>
1.自然環境を生かした生物教育
2.野外実習と教材開発
3.ヒトを中心とした生物教育
4.ヒトの特徴と進化
5.ブタの臓器を利用した教材
<第3日・8月5日>
1.校外施設を利用した生物教育(多摩動物公園における実習)
2.動物園で学ぶ動物の生態、分類、進化
<第4日・8月7日>
1.授業実践例の検討
2.アクティブ・ラーニング型授業の検討
3.模擬授業
4.まとめ〜よりよい授業を目指して〜
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
資料配付
「生物」教員希望者は高校教科書(東京書籍「基礎生物」「生物」)を購入することが望ましい。高校時に利用した教科書でよい。
参考書
すぐ実践できるアクティブ・ラーニング高校理科:編集・西川純:著者・大野智久・菊地篤:学陽出版
成績評価の方法
出席、当日の課題、レポート
教員から一言
生物分野(「生物基礎」「生物」)の内容、生徒の学びのスタイルは年々変化しています。理科の授業のあり方に「正解」があるわけではありません。アクティブ・ラーニングなど、現場の教育実践例から学びながら、生物教育の目的と方法を考察していきたいと考えています。
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/03/29 10:47:56