科目名[英文名]
特別活動論   [On Extracurricular Activities]
区分 教職科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 33  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 ED3309
責任教員 [ローマ字表記]
坪井 龍太   [TSUBOI Ryuta]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
学校における教科外の教員の諸活動(主に学級担任の職務)を理解する。
到達基準
学級担任の職務の内容(集団作り、文化的行事、体育的行事、人権教育や生命尊重の教育など)やその方法を理解し、「自分ならこのように生徒を指導する」という具体的な構想を、文章にして表現することができるようになる。(内容の理解力、具体的指導方法の構想力、文章表現力)
授業内容
8月31日(木)、9月1日(金)、9月4日(月)、9月5日(火)の4日間、1時間目開始の8時45分から4時間目終了の16時15分まで授業を行う集中講義である(ただし、いずれか一日14時30分に授業を終了するなど、15回分の授業回数とする)。9月5日火曜日は、人権教育や生命尊重の教育の実際を考察するために、多摩全生園の見学を行うため(交通費自己負担)、終了時刻が若干延長される見込みである。
なお、9月1日(金)には体育的行事模擬体験(大縄跳び)、9月4日(月)には文化的行事模擬体験(卒業ソングの合唱)を検討している(昨年度は実施)。
昨年度は次の10の課題に取り組んでもらった。
1日目 ①私が教師になったらやりたい集団活動
②『100万回生きた猫』を読んで(絵本の教材可能性)
    ③生命の尊さを生徒に伝えるために自分にできること
2日目 ④学級担任に必要な資質
    ⑤教師としていじめに直面したら
    ⑥大縄跳びが生み出すもの
    ⑦人権課題の知識確認
3日目 ⑧罪を犯した生徒が教室に居場所を得られるために担任がすべきこと
4日目 ⑨学級担任としてハンセン病医療の歴史を将来の生徒たちに特別活動でどのように取り扱い、指導するか。
    ⑩4日間を振り返って
履修条件・関連項目
配当学年以上の学生であれば、両学部の教職課程履修学生が履修できる。
テキスト・教科書
中学校・高等学校学習指導要領(プリントにして配布する)
参考書
授業内で紹介する。
成績評価の方法
4日間すべて出席することを当然の前提として、課題をすべて期限内に提出し、評価を受けること。
教員から一言
自然に楽しい授業は実現しない。楽しくなるように、参加学生すべてが努力することを求める。
キーワード
特別活動、学級活動、ホームルーム、生徒会活動、学校行事、大縄跳び、卒業ソング
オフィスアワー
非常勤講師のため、オフィスアワーはない。
備考1
ノートパソコンを持参すること。用意できない場合には、事前に事務室に相談をしておくこと。
備考2
ノートパソコンは、授業中、指示をした時のみ使用すること。スマートフォンも同様である。
参照ホームページ
文部科学省 学習指導要領のホームページ  http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/1356248.htm
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2017/03/23 14:07:58