科目名[英文名]
FS実験実習   [Practical Training on Field Science]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 01AG7102
責任教員 [ローマ字表記]
本林 隆   [MOTOBAYASHI Takashi]
所属 農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター 研究室   メールアドレス

概要
全体を通したテーマは「フィールドを感じる・知る・伝える」。
食料生産と環境に関する問題を解決するためには、森林-里山-農地-住居地域における人間活動と環境との相互作用を、生態系の中で位置づけながら総合的にとらえ、よりよい人間活動と環境とのかかわり方を具体的に見出していく必要がある。本実験実習は、人間活動と生態系との関係を自然科学の視点から理解することを目的とする。

履修ガイダンス:4月12日(木)12:15〜12:45 (1講24教室)
到達基準
人間活動と生態系との関係を自然科学の視点から理解し、それを自らの言葉で他者に伝えることができる。
 グループでのレポート作成が多いので、データの収集やその集計での議論や発表では自発的な学習姿勢を心がける。
授業内容
FSセンターのFM(フィールドミュージアム)を利用して、以下の3コースに別れて実験実習を行う。開講期間と内容は以下のとおり。
各コースとも履修者数の上限を40名とする。

森林コース
担当:吉田,渡辺,RN教員他
9/9(日) 8:15(時間厳守)農学部本館前集合
     〜バスで栃木県佐野市と群馬県みどり市へ移動、実習後14日に戻る 
      緑化工法と木本植物の成長(FM唐沢山)
9/10(月) 樹木にはどれだけの葉と材があるのか(FM大谷山に宿泊、FM草木で実習)
9/11(火) 微地形に応じて成長はどう変わるのか(以下同様にFM大谷山・FM草木)
9/12(水) 森林生態系の固定調査地設定‐マッピングと計測、カエルの分布など
9/13(木) 森林材積の計測、クマの樹皮剥ぎ被害調査など
9/14(金) 帰路

里山コース
9/3(月) 9:00 FM多摩丘陵研究棟集合
     環境教育I(アイスブレイキング)(全学生) 担当:佐藤(敬)
9/4(火) FM多摩丘陵
     A班:森林環境教育Ⅰ& Ⅱ  担当:佐藤(敬)
     B班:大気環境測定実習 担当:松田
9/5(水) FM多摩丘陵
     A班:大気環境測定実習 担当:松田
     B班:森林環境教育Ⅰ& Ⅱ  担当:佐藤(敬)
9/6(木) 8:30(時間厳守)農学部本館前集合
     〜FM津久井へバス移動,午後府中へ帰校
     里山の環境と生物相   担当:鈴木・佐藤(俊)・武田・小山
9/7(金) 8:30 1講-15号生物実験室集合
     津久井で採取した昆虫群集の分析 担当:鈴木・佐藤(俊)・武田・小山
※里山コースでは宿泊はありません。

農耕地コース
6/8(金) FM府中 講義終了後、FM津久井へ移動
    本林・伴・島田
6/9(土) FM津久井 養蚕実習 9:00〜17:00
    本林・伴・島田
6/10(土) FM津久井 養蚕実習 9:00〜17:00
    本林・伴・島田  実習後、府中へ帰校
8/2(木) FM府中 9:00〜12:00 作物栽培管理実習
    本林 (ダイズの生育と土壌環境)
8/3(金) FM府中 9:00〜12:00 作物栽培管理実習
    伴  (ブルベリーの管理と収穫)
履修条件・関連項目
受講希望者は履修ガイダンスに出席し、各コースの期間と内容を理解したうえで履修登録してください。ただし、実習の内容と日程は台風など天候によっても変更する場合があります。
履修ガイダンス:4月12日(木)12:15〜12:45 (教室はweb掲示板に掲示します)
コース申込み締切り:5月9日(水)17:00
テキスト・教科書
全体を通しての指定はない。配付資料が適宜ある。
参考書
全体を通しての指定はない。興味を持った領域については、適切な書籍を担当教員に尋ねるとよい。
成績評価の方法
出席(50%)とレポート(50%)で成績評価を行う。
レポートはコースごとに課し,担当教員が評価する。
教員から一言
フィールドサイエンスの楽しさ、奥深さを感じてほしい。
キーワード
オフィスアワー
実習全体については、本林(takarice@cc.tuat.ac.jp)に、各コースについては森林(渡辺naowa@)、里山(松田kmatsuda@)、農耕地(本林takarice @)宛てにEメールで相談するか、アポイントメントを取って下さい。
備考1
注意事項
①安全対策
農学部・農学府の安全マニュアル、特に「30.FSセンターにおける実験・実習の安全」を事前に通覧すること。
全コースにおいて、防暑対策(帽子などの日よけ、水分補給など)を各自で行うこと。
②バス利用当日の集合
実習当日、やむをえず遅刻または欠席する場合、必ず事前にFSセンター事務室(042-367-5812)と各コース担当教員まで連絡すること。
③その他の注意事項
各コース決定後、担当教員から指示があります。
備考2
参照ホームページ
http://web.tuat.ac.jp/~fscenter/index.html
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/03/23 17:22:34