科目名[英文名] | |||||
農業微生物学 [Agricultural microbiology] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01AN3104 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
横山 正, 佐藤 幹, 豊田 剛己, 鈴木 栄 [YOKOYAMA Tadashi, SATO Kan, TOYODA Koki, SUZUKI Sakae] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
農業微生物学では、土の微生物、家畜と微生物、遺伝子組換えに用いられる微生物、土壌病害、植物に特異的に養分を供給する微生物等に関して、講義する。 |
到達基準 |
農業の現場に存在する、様々な微生物の特徴を知り、その作用を理解できるようになること。 |
授業内容 |
平成30年度 生物生産学科3年 農業微生物学講義日程 前期 火曜日3時限 2講-11番教室 1.入門 農業微生物 横山 正 (4月10日) 「微生物研究の歩み、微生物の系統」 2. 家畜と微生物(1)佐藤幹(4月17日) 反芻動物の消化に重要なルーメン微生物に関する講義 3.家畜と微生物(2)佐藤幹(4月24日) 畜産物加工の主役である乳酸菌に関する講義 4.遺伝子組換えに用いられる微生物(1)鈴木栄(5月1日) 微生物から植物への遺伝子の移行システムについて 5.遺伝子組換えに用いられる微生物(2)鈴木栄(5月8日) 遺伝子の移行システムを利用した植物育種について 6.土の微生物(1)横山正 (5月15日) 「微生物細胞の特徴」 7.土の微生物(2)横山正 (5月22日) 「細菌のエネルギー代謝の多様性、酸化と還元・硝酸化成」 8.土壌病害(1)豊田剛己 植物に病気を引き起こす微生物・線虫の種類(5月29日) 9. 土壌病害(2)豊田剛己 土壌病害の発生状況とその特徴(6月5日) 10. 土壌病害(3)豊田剛己 土壌病害の防除のための様々な取組(6月12日) 11. 土壌病害(4)豊田剛己 土壌病害抑止土壌のメカニズム (6月19日) 12. 植物に特異的に養分を供給する微生物(1)横山正マメ科植物と根粒菌(6月26日) 13. 植物に特異的に養分を供給する微生物(2)横山正 共生の分子機構(7月3日) 14. 植物に特異的に養分を供給する微生物(3)横山正 (7月10日) 持続的農業と地球環境保全に貢献するバイオ肥料開発の世界・日本の取組 15. 期末試験 横山正(7月24日) |
履修条件・関連項目 |
生物学、化学、微生物学、無機化学、有機化学、細胞生物学、遺伝学、作物学、作物栽培学、土壌肥料学 |
テキスト・教科書 |
服部 勉・宮下清貴:「土の微生物」、養賢堂. 堀越孝雄・二井一禎編著:土壌微生物生態学、朝倉書店 |
参考書 |
土壌微生物研究会編:「新・土の微生物(1) 耕地・草地・林地の微生物」、博友社. 土壌微生物研究会編:「新・土の微生物(2)植物の生育と微生物」、 博友社. |
成績評価の方法 |
出席:講義回数の8割以上で試験を受けることが可能。 レポート:各教員の分担が終了したらレポートが課せられます。 試験:最終講義日に試験を行います。 |
教員から一言 |
本講義の対象微生物は農業生産に大きく関わっています。漠然と頭にある微生物の働きを、この講義でクリアーにして、今後の卒論研究や、さらに発展した修論研究や社会での仕事等に役立てて貰いたい。 |
キーワード |
土壌微生物、家畜と微生物、遺伝子組換え微生物、土壌病害、共生、根粒菌 |
オフィスアワー |
オフィスアワーは開講日を原則とするが、それ以外の日は事前に備考1のメイル等で面会の約束をすること. |
備考1 |
横山 正:tadashiy@cc.tuat.ac.jp, |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/23 16:52:07 |