科目名[英文名] | |||||
植物育種学 [Plant Breeding Science] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01AN3308 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
山田 哲也, 金勝 一樹 [YAMADA Tetsuya, KANEKATSU Motoki] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 6-406 | メールアドレス |
概要 |
植物遺伝学および植物育種学の基礎から応用までを幅広く講義します.また,植物育種の現場で実際に利用されている基本的な育種技術について,その原理や方法を解説するとともに,国内外の植物育種の現状や最新の研究成果などを紹介する予定です. |
到達基準 |
本講義では,授業(予習および復習を含む)・小レポートの作成・期末試験の実施を通じ,受講生が植物遺伝学および植物育種学を体系的に学習することで,作物の品種改良に用いられている従来の育種法に加え,QTL解析やマーカー利用選抜(MAS)などの育種関連技術を理解できるようになることを目標とします. |
授業内容 |
第 1回 はじめに(授業内容の説明など) 第 2回 植物遺伝育種学の基礎(自殖性植物と他殖性植物) 第 3回 植物育種とは1(育種の定義と目的) 第 4回 植物育種とは2(育種の流れ) 第 5回 突然変異1(突然変異の定義と種類) 第 6回 突然変異2(突然変異育種) 第 7回 選抜1(選抜理論,自殖性植物の選抜) 第 8回 選抜2(他殖性植物の選抜) 第 9回 交雑1(交雑の定義・目的・種類) 第10回 交雑2(自殖性植物の交雑育種) 第11回 交雑3(他殖性植物の交雑育種) 第12回 交雑4(マーカー利用選抜) 第13回 バイオテクノロジーと植物育種 第14回 育種学の最近の進歩と今後の課題 第15回 期末試験 |
履修条件・関連項目 |
特に指定しません. |
テキスト・教科書 |
必要に応じてプリントを配布します. |
参考書 |
藤巻宏ら 共著「植物育種学 上・下」(培風館),鵜飼保雄「植物改良への挑戦」(培風館),育種学会編「植物育種学辞典」(培風館) |
成績評価の方法 |
履修案内に記されている成績評価基準に従い,学期中に課す小レポート(全10回,各5点)と学期末に行う筆記試験(50点)との合計点から成績を評価する. |
教員から一言 |
育種学は体系化された学問ですが,関連分野が広く,全体を理解することは困難です.一方,品種改良は日々行われ,その技術は日進月歩で進展しています.受講生の皆さんには,植物育種の基本的な理論と実践的な側面とを同時に学び,本学問への理解を深めてもらいたいと思います. |
キーワード |
品種改良,育種法,バイオテクノロジー,遺伝的変異,人為選抜 |
オフィスアワー |
質問や相談は随時受け付けます.E-mailでの対応も可能です. |
備考1 |
過去の成績分布は以下の通り. H29(2017)S 12%, A 14%, B 27%, C 33%, D 14% H28(2016)S 3%, A 2%, B 25%, C 47%, D 22% H27(2015)S 5%, A 35%, B 34%, C 25%, D 3% H26(2014)S 10%, A 38%, B 33%, C 6%, D 13% H25 (2013) S 19%, A 37%, B 16%, C 19%, D 9% H24 (2012) S 15%, A 36%, B 21%, C 19%, D 8% H23 (2011) S 3%, A 34%, B 39%, C 18%, D 6% |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/12 18:47:49 |