科目名[英文名]
有機化学Ⅰ   [Organic Chemistry I]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 01BN1102
責任教員 [ローマ字表記]
千葉 一裕, 夏目 雅裕   [CHIBA Kazuhiro, NATSUME Masahiro]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
生命化学を理解するうえで必要となる有機化学の基礎について学ぶ。有機化学 I では、原子、電子の性質からアルカン、アルケン、アルキンの性質や反応について理解する。
到達基準
分子の形を、原子の軌道から考えて、理解する:混成軌道の概念
化学結合を理解する:共有結合は2つの原子が2つの電子を共有した状態
有機化学反応を電子の流れで理解する:反応は結合が切れて再度生成すること、反応は電子の移動
授業内容
1.構造と結合:酸と塩基
   原子の構造、原子の電子配置、混成軌道、電気陰性度、酸と塩基
2.アルカン:有機化合物の性質
   官能基、アルカンとアルキル基(異性体と命名法)、シクロアルカン
3.アルケンとアルキン:有機反応の性質
   アルケンの命名法と電子構造、E, Z命名法、有機反応の種類、有機反応の機構、反応の表し方
4.アルケンとアルキンの反応
   アルケンへの付加反応、アルケンの還元と酸化、共役ジエン、共鳴、アルキンとその反応
(各章を3回程度で解説する。)
履修条件・関連項目
有機化学 II(1年次後学期)、有機化学 III(2年次前学期)へと続いて完結する。
テキスト・教科書
マクマリー有機化学概説(第7版)、東京化学同人
参考書
マクマリー 有機化学概説問題の解き方(英語版)など
詳細は1回目の講義の時に説明する。
成績評価の方法
学期半ばと学期末の2回の試験による。
教員から一言
有機化学は知識の積み重ねが重要です。最初はゆっくり進めるように心がけますので、毎時間の授業時間内に理解するよう心がけよう。そのためには、授業の前に教科書に目を通すこと、前に戻ってくりかえし復習をすること。また、自分で問題を解いてみることが大切です。
キーワード
有機化合物、化学反応、反応機構
オフィスアワー
講義内容に関する質問や意見は講義終了後かメールで受け付けます。研究室でゆっくり話したい場合にはメールで日程調整をしましょう。
備考1
千葉先生と1年交替で担当しています。2018年度は夏目が担当します。
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/03/29 8:56:04