科目名[英文名]
分子細胞生物学   [Molecular Cell Biology]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 2  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 01BN2111
責任教員 [ローマ字表記]
福原 敏行   [FUKUHARA Toshiyuki]
所属 農学部 研究室 8-212  メールアドレス

概要
概要
あらゆる生命現象の基礎にある細胞活動の分子レベルでの理解をめざし、参考書
「Molecular Biology of the Cell」を参考に、講義を進める。
講義は、PowerPoint、ムードルにアップした資料を用いて行う。また、毎回授業の最後に小テストを行う。講義内容は以下のとおり。

目標
TATII科目の細胞生物化学よりも、細胞生物学・分子生物学の分野でより深く学ぶことを目標に、「Molecular Biology of the Cell」を参考書として使用する。また、英文のテクニカルタームに慣れることも目標の一つであり、英文の参考書を使用する。
到達基準
生命現象の基礎にある細胞活動の分子レベルで理解する。
授業内容
1.生体膜の構造、生体膜を介した分子の輸送
2.細胞周期、細胞分裂、細胞骨格
3.DNA、染色体、ゲノム
4.植物のゲノムの多様性
5.DNA型トランスポゾンと復帰突然変異
6. 遺伝子発現制御I(RNAポリメラーゼ、スプライシング、エキソン、インロン)
7.遺伝子発現制御II(転写因子)
8.RNAによる遺伝子発現制御 RNA干渉、miRNA
9.エピジェネティックス  DNAの塩基配列の変化を伴わない変異
10.RNAによる生体防御(ウイルス感染に対する生体防御)
11.RNAワールド 
12.タンパク質の局在・細胞内輸送  シグナル配列
13.プロトプラスト 細胞融合 
14.分化全能性
15.遺伝子導入植物 
16.試験
履修条件・関連項目
生物学、分子生物学Iを履修することが望ましい。
テキスト・教科書
ムードルにアップした資料をプリントアウトしてくること。
補足資料は配布する。
参考書
Molecular Biology of the Cell, 5th edition
Plant Biology
Biology
成績評価の方法
試験:約70%、出席(小テスト):約30%
教員から一言
講義資料は、ムードルにアップしますので、プリントアウトして持参してください。
キーワード
細胞生物学,分子生物学,遺伝子発現,ゲノム、RNA、エピジェネティックス
オフィスアワー
オフィスアワー:毎週金曜10:30-17:00これ以外の時間帯でも、研究室に来てくれれば、私がいる時はいつでも対応します。
備考1
備考2
参照ホームページ
http://www.tuat.ac.jp/~mcb/
開講言語
日本語
語学学習科目
英語
更新日付
2018/03/20 17:09:45