科目名[英文名] | |||||
応用生物科学専門実験Ⅲ [Laboratory Work of Applied Biological Science Ⅲ] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01BN3156 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
川合 伸也, 小松 健 [KAWAI Shinya, KOMATSU Ken] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
「Aクラス」では、天然物有機化学に関する実験を行う(北野・千葉)。 「Bクラス」では、ショウジョウバエを用いた遺伝子機能の解析法(辻村)と、抗体を用いたタンパク質の精製・同定・解析法の実験(佐藤)を行う。 |
到達基準 |
天然物有機化学および発生生物学に関する実験の経験を深める。 |
授業内容 |
「Aクラス」:(1)有機化合物の抽出、精製 生物材料を有機溶媒で抽出し、液液分配やクロマトグラフィーにより精製し、目的成分を単離する。また、成分を薄層クロマトグラフィーやガスクロマトグラフィーなどにより分析する。(2)有機化合物の構造決定 単離した物質について各種危機分析(核磁気共鳴分光法 NMR)、質量分析(MS)赤外分光法(IR)を行い、スペクトル解析してその構造を決定する。(3)有機合成反応 一般的な有機合成反応を行い、生理活性物質などの合成や誘導体の調製を行う。 「Bクラス」:(1)ショウジョウバエ突然変異体による遺伝子機能の解析、(2)レポーター遺伝子を用いた遺伝子発現の解析、(3)遺伝子組換えハエを用いた遺伝子の異所発現、(4)データベースによる遺伝子の検索、(5)免疫沈降法や特異的結合性を利用した沈降法による目的タンパク質の解析と回収、(6)ウエスタンブロッティング法による抗体や抗血清を用いた目的タンパク質の同定と解析 |
履修条件・関連項目 |
関連科目としては、有機化学/生化学に関する基礎的な講義を履修しておくことが望ましい。 |
テキスト・教科書 |
「Aクラス」「新版 続・実験を安全に行うために」(化学同人) |
参考書 |
「Bクラス」西方敬人「バイオ実験イラストレイテッド5」秀潤社 |
成績評価の方法 |
出席50%とレポート50%により評価する。なお、1/3以上の欠席には単位を与えない。 |
教員から一言 |
「Bクラス」生化学とは実験で得られた結果より構築された学問であり、何を目的としたものなのか理解して実験を行うことが重要である。また、遺伝子機能の解析とタンパク質の解析はゲノムシーケンス後の生物学研究の中心になるのでき期待していてほしい。 |
キーワード |
オフィスアワー |
質問等は実験中随時受け付けるが、それ以外の場合はE-mailにて予定を確認すること。 |
備考1 |
実験の履修に関しては、施設・設備の制約から2クラスに分けます。 実験の履修には、2年次前期終了時点で次の条件を満たしていなければなりません。 1)全学共通教育科目を25単位以上、ただしTATⅡ科目を12単位以上(化学実験、生物学実験は必修)、リテラシーは5単位以上を履修していること。 2)学科専門科目は、18単位以上を修得していること。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/19 10:30:29 |