科目名[英文名] | |||||
食品衛生学 [Food Hygienics] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 4~ | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01BN4144 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
野村 孝一 [NOMURA Takakazu] | |||||
所属 | 農学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
この講義では、食品衛生の概念を考えるとともに、飲食物によって起こる様々な健康被害を防止し、安全な食品を確保するための、食品に関連する細菌性食中毒、寄生虫、衛生害虫、化学性食中毒、自然毒による食中毒、食品添加物、残留農薬、発がん性物質、汚染物質等について学ぶ。 |
到達基準 |
食品衛生行政の概要と活動、食品衛生分野の最新情報など、食品衛生に関する幅広い情報を理解できるようにすると共に、食品衛生対策やHACCPなど食品管理について理解し、食品衛生管理者、食品衛生監視員に必要な知識を身につけることを到達基準とする。 |
授業内容 |
第1回 講義の進め方、成績の評価方法、食品衛生学序論(食生活と健康リスク)(4/13) 第2回 食品衛生行政と法律(食品衛生関連法規と社会変化)(4/20)小テスト 第3回 食品と微生物(食品衛生微生物の基礎知識、衛生指標細菌、微生物による食品の変質と制御) (4/27)小テスト 第4回 食中毒と感染症 ①(食中毒の分類と発生状況、細菌性食中毒)(5/11)小テスト 第5回 食中毒と感染症 ②(細菌性食中毒、ウイルス性食中毒、化学性食中毒)(5/18)小テスト 第6回 食中毒と感染症 ③(自然毒食中毒)(5/25)小テスト 第7回 中間テスト(6/1) 第8回 有害物質による食品汚染 ①(カビ毒)(6/8)小テスト 第9回 有害物質による食品汚染 ②(重金属、化学物質等)(6/15)小テスト 第10回 有害物質による食品汚染 ③(食物アレルゲン,放射性物質)(6/22)小テスト 第11回 有害物質による食品汚染 ④(農薬、動物用医薬品と飼料添加物)(6/23)小テスト 第12回 食品添加物(概念と歴史、種類と用途、安全性の確保)、容器・包装(6/29)小テスト 第13回 食品と寄生虫、食品と異物・害虫、異臭(7/6)小テスト 第14回 食品衛生対策(食品の製造加工に係わる衛生管理、HACCPによる食品衛生管理) (7/13)小テスト 第15回 期末テスト(7/20) |
履修条件・関連項目 |
微生物学、食品製造学、食品化学I、II |
テキスト・教科書 |
【教科書】新スタンダード栄養・食物シリーズ8 「食品衛生学<補訂版>」 一色賢司 編 東京化学同人 なお,毎回プリントを配布する。 |
参考書 |
「食品安全検定テキスト 中級」 食品安全検定協会編 中央法規 「ほんとうの「食の安全」を考える」 畝山智香子 著 化学同人 「食のリスク学」中西準子 日本評論社 「メデイアバイアス」松永和紀 光文社新書、「食卓の安全学」松永和紀 家の光協会 |
成績評価の方法 |
2回実施する試験の成績(35,35%)と毎回の授業への取組みと小テスト(30%) H27年度成績分布 S 5%、A 33%、B 43%、C 10%、D 10% H28年度成績分布 S 22%、A 42%、B 28%、C 8%、D 0% H29年度成績分布 S 9%、A 21%、B 42%、C 21%、D 6% |
教員から一言 |
広範な領域を短時間で講義しますので毎回出席ください。また、日頃から食品衛生に係るニュース等に注意して、積極的に授業に参加してください。 |
キーワード |
食の安全、食中毒、食品の変質、食品汚染、食品添加物、残留農薬、食品衛生管理、HACCP、食品衛生監視員、食品衛生管理者 |
オフィスアワー |
備考1 |
本務先 メールアドレス nomurat@jfrl.or.jp |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/20 18:31:46 |