科目名[英文名] | |||||
生態学 [Ecology] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 01BO0802b | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
金子 弥生, 小池 伸介, 吉川 沙耶花 [KANEKO Yayoi, KOIKE Shinsuke, YOSHIKAWA Sayaka] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
生物資源の永続的利用、環境問題などの課題に適切に対処するためには、生物とその環境の相互作用に関する科学である生態学の理解が必要である。この講義では、「生態学と生態系」、「個体群の生態系」、「進化生態学、応用生態学」の3段階に分け、自然システムから自然に対する人間の影響や人工的環境に及ぶ広い範囲における生態学的視点と生態学の理論について学ぶ。 |
到達基準 |
生態学が科学であること、生物と環境(物理的環境と生物的環境)の相互作用に関する学問であることを理解し、生物資源の永続的利用、環境問題などの課題に対処する能力を培う。 |
授業内容 |
01. 生態学の概説1: 生態学研究の範囲 02. 生態学の概説2: バイオーム 03. 生態学の概説3: 生物の分布 04. 行動生態学1: 行動の刺激・学習 05. 行動生態学2: 遺伝的解析と包括適応度 06. 個体群と生活史特性1: 個体群密度・分散・デモグラフィー 07. 個体群と生活史特性2: 生活史特性・密度依存的要因 08. 生物多様性と群集1: 群集内の種間相互作用 09. 生物多様性と群集2: 多様性と栄養構造・群集の安定性 10. 生物多様性と群集3: 撹乱・生物地理学的要因 11. 生態系1: 生態系における物理的法則 12. 生態系2: 生葉段階間のエネルギー移行・生物的地球化学的養分循環 13. 生態系3: 劣化した生態系の復元・レジームシフト 14. 保全生態学1: 人原活動に寄る生物多様性への脅威 15. 保全生態学2: 景観と地域の保全 試験 |
履修条件・関連項目 |
このクラスは、応用生物学科(Bn)と環境資源科学科(En)の一部で編成します。 TAT1「生物学」の単位を取得済みであることが望ましい。 |
テキスト・教科書 |
Campbell & Reece “Biology” 10th ed. 「キャンベル生物学」をTATⅠ・Ⅱ全ての生物系科目の準教科書に指定しています。講義で使用するパワポのスライドの内容は、この本に準拠しています。 |
参考書 |
生態学[原書第四版] 個体から生態系へ、Begon, M., Harper, J.L., Townsend, C.R. |
成績評価の方法 |
原則8割の出席を必要とします。最後に全クラス統一的に試験を実施します。60点以上を合格とします |
教員から一言 |
広い空間から微小な空間まで広く自然界のからくりに関心を持って生物の生き様について観察し、学んでほしい。 |
キーワード |
生物群集、多様性、群集、撹乱、個体群、食物網、行動生態学、進化生態学、物質循環 |
オフィスアワー |
メールにて連絡を取り、時間を設定する。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/06/11 17:42:09 |