科目名[英文名]
化学   [Chemistry]
区分 全学共通教育科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 01CH0701b
責任教員 [ローマ字表記]
蓮見 惠司, 野村 義宏, 三浦 豊   [HASUMI Keiji, NOMURA Yoshihiro, MIURA Yutaka]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
【目標】
物質化学の基本的な考え方を学ぶ.
ともすれば知識を記憶することに偏りがちな高校までの化学から脱却し,体系的・論理的に物質の構造や状態を考える習慣を身につけることをめざす.
【概要】
化学量論,原子構造,電子構造,周期表,化学結合,化学熱力学などの基本的な考え方を,物理化学的および量子化学的な立場から講義する.
到達基準
授業内容
3名の教員がそれぞれ5回ずつ担当する。それぞれの5回目には試験を行う。
第1回から第5回 担当:蓮見惠司
 第1回 教科書第1章:序論、教科書第2章:化学量論,化学における計算
 第2回 教科書第3章:周期表と原子の構造
 第3回 教科書第4章(1):電子構造と周期表(量子論入門,電子配置)
 第4回 教科書第4章(2):電子構造と周期表(原子の構造と性質)
 第5回 教科書第4章(2):電子構造と周期表(原子の構造と性質の続き)、試験

第6回から第10回 担当: 野村 義宏
 第5回 教科書第5章(1):化学結合(イオン結合と共有結合,ルイス構造,結合次数)
 第7回 教科書第6章(1):化学結合(共鳴,配位結合,分子の形,結合理論)
 第8回 教科書第6章(2):共有結合と分子構造(混成軌道,多重結合,共鳴,分子軌道理論)
 第9回 教科書第7章:酸・塩基(水溶液中の酸と塩基、ルイス酸・塩基)、酸化還元反応(酸化数、酸化剤・還元剤)
 第10回 教科書第7章:酸・塩基(水溶液中の酸と塩基、ルイス酸・塩基)、酸化還元反応(酸化数、酸化剤・還元剤の続き)、試験

第11回から第15回 担当:三浦豊
 第11回 教科書第9章(1):気体の性質(ボイルの法則,シャルルの法則,ゲイリュサックの法則)、気体の化学反応,理想気体と実在気体,分子運動論)
 第12回 教科書第12章(1):化学熱力学(熱力学第一法則)
 第13回 教科書第12章(2):化学熱力学(熱力学第二法則)
 第14回 教科書第12章(3):化学熱力学(自由エネルギー)
 第15回 教科書第12章(3):化学熱力学(自由エネルギーの続き)、試験
履修条件・関連項目
農学部全学科で必修科目に指定されている
本講義の発展的内容が,1年次後期以降に開講されるTATⅡ 科目の物理化学A,物理化学B,無機化学で講義される
テキスト・教科書
ブラディ 一般化学(上) J. E. Brady, G. E. Humiston著,若山信行他訳,東京化学同人
参考書
必要に応じて担当教員が講義の中で紹介する
成績評価の方法
期末テストの結果(3回分の合計)を90%,および授業参加態度(担当教員によっては小テストやレポートを課し,出席状況を確認する場合もある)を10%の割合で評価する
教員から一言
キーワード
化学量論,原子構造,電子構造,周期表,化学結合,化学熱力学
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
英語
更新日付
2018/03/05 11:46:33