科目名[英文名] | |||||
物理化学B [Physical Chemistry B] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01CH0703a | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
沖野 友哉 [OKINO Tomoya] | |||||
所属 | 農学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
電子や原子・分子等ミクロな物質世界で成り立つ量子力学の基礎を学ぶとともに、その化学への応用について学ぶ。 |
到達基準 |
以下の項目について理解し説明できること。 (1)光の色と光子エネルギーの関係 (2)連続スペクトルと輝線スペクトル (3)周期律表のなりたち (4)原子軌道と分子軌道 (5)熱反応と光反応の違い |
授業内容 |
概ね、以下の内容で講義を進める予定です。講義中に理解を深めることを目的に練習問題を解いてもらいます。 第1回 光と原子スペクトル 第2回 光電効果とド・ブロイ波 第3回 ニールス・ボーアの前期量子論 第4回 シュレーディンガーの波動方程式1:入門編 第5回 シュレーディンガーの波動方程式2:応用編 第6回 水素原子の波動関数 第7回 電子スピンと多電子原子の波動関数 第8回 原子軌道と元素の周期律表 第9回 分子軌道入門 第10回 等核・異核2原子分子の分子軌道 第11回 分子の形:電子対反発(VSEPR)理論の混成軌道 第12回 ヒュッケル分子軌道(HMO)法1:基礎 第13回 ヒュッケル分子軌道(HMO)法2:応用 第14回 分子軌道と化学反応 第15回 期末試験 |
履修条件・関連項目 |
教科書の演習問題を解いて、講義内容の理解を深めるように努めてください |
テキスト・教科書 |
真下清ほか「物理化学入門」(東京教学社) |
参考書 |
中田宗隆「量子化学 基本の考え方16章」(東京化学同人) |
成績評価の方法 |
以下の(1)から(3)によって評価します。 (1)授業中の理解度確認テスト(10 %) (2)中間レポート(20 %):第8回の講義終了時に中間レポート課題を出します。 (3)期末試験(70 %) |
教員から一言 |
量子力学の世界は、身近な現象に沢山存在します。今では、量子論無くして科学技術の発展は考えられません。重要な専門用語については、日本語と英語を併記するようにします。 |
キーワード |
量子化学 波動関数 原子軌道 分子軌道法 電子密度 |
オフィスアワー |
質問は、授業後あるいは電子メールで受け付けます。 |
備考1 |
(平成27, 28年度は異なる担当教員) 平成28年度評価 S 7%, A 9%, B 39%, C 20%, D 25% 平成27年度評価 S 9%, A 28%, B 19%, C 6%, D 38% |
備考2 |
各回の講義ファイルは、講義終了後にMOODLEへアップロードします。復習に利用してください。 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/27 18:36:56 |